新型コロナウイルスの感染拡大により、仕事を休業せざるを得なくなるなど収入が不安定になる人も増えています。どうしても手持ちの資金が足りなくなったときの手段として、キャッシング・カードローンの利用を検討する人も多いでしょう。
今回はキャッシング・カードローン大手であるプロミスのコロナ対応について紹介します。
プロミスは生活復興支援を目的とした「応援融資」をスタート!
新型コロナウイルス感染拡大により、生活が困窮した人に向けて、カードローン会社大手のプロミスが始めたのが「応援融資」です。これは新型コロナウイルス感染拡大により生活に影響を受けた人への生活支援を目的とした10万円の融資を行うというものです。詳しく解説していきましょう。
・対象となるのは新型コロナウイルス感染拡大により経済的損失を受けた人
応援融資の対象となるのは、「新型コロナウイルス感染拡大により、経済的損失などの被害を受けた人」です。プロミスの利用が初めての人はもちろん、プロミスですでに契約している人も対象となります。
利用には審査があり、プロミス以外からの借り入れを含め、総量規制の範囲内での審査となります。
・1年以内は無利息で利用できる
応援融資では、貸し付け後1年間は無利子となります。1年間で返済できれば利子を支払う必要はありません。さらに返済も、契約後1年間は3ヵ月に1回となります。10万円借り入れたものの、すぐに収入が元どおりになるわけではないので返済できないのではと不安な人も利用しやすいでしょう。
・限度額は10万円
応援融資で借り入れできる限度額は10万円です。決して多い金額ではありませんが、1年間無利子で借り入れできるのであれば、つなぎの生活資金として活用できる金額でしょう。
・1年が過ぎた後は年率4.50%とかなりの低金利
貸し付け後1年間は無利子ですが、1年を過ぎた後は実質年率4.50%となります。これはプロミスが定めている金利の中で最低限のものです。
通常、初回契約で10万円を借り入れした場合に適用される金利は17.8%なので、どれほど低い金利か分かるでしょう。年率4.50%が適用されるのは、プロミスの中でもかなりの優良顧客で多額の借り入れをしている場合のみで、応援融資はかなりの好条件と言えます。
・契約方法や返済期間について
応援融資を借り入れたい場合は、プロミスコールに電話します。Web申し込みでは新型コロナウイルス感染拡大による影響を確認できないため、応援融資には対応していません。プロミスコールは平日9時から18時のみ営業しているので、この時間帯に電話をしましょう。 応援融資の申し込みや審査についてはプロミスの専門部署で対応しています。 以下より公式ページを確認して見ましょう。
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2020年9月24日時点で応援貸し付けを行っている消費者金融はプロミスだけ
9月24日時点で、新型コロナウイルス感染拡大に対する応援貸し付けを行っている消費者金融はプロミスだけです。新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活が苦しい場合は、まずはプロミスの応援融資を利用するのがよいでしょう。
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個人事業主向け貸し付けは契約手続きが緩和されている
応援融資だけでなく、コロナ対策として個人事業主向けの貸し付けは契約の手続きを緩和することで柔軟に対応できるようになっています。
通常、個人事業主向けの「自営者カードローン」で貸し付けを受けるには、事業計画や収支計画を提出し、審査を行います。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響によって現状、計画を作成、提出できない場合は、現状の確認のみで審査を受けることができるのです。
コロナの影響で事業の見直しなどが必要なものの、現状では見通しが立てにくい場合、こちらの条件緩和によって貸し付けを受けられる可能性が高まります。応援融資は10万円が上限ですが、自営者カードローンはこれまでの営業実績などで借り入れできる上限額も変わるので、こちらの審査を受けるのもよいでしょう。
収入証明書類の提出期限は2ヵ月以内から6ヵ月以内に緩和
貸金業法により、プロミスをはじめとする貸金業者から一定額以上の借り入れがある場合、または増額申請などを過去に行った場合は、一定期間が経つと収入証明書類を提出する必要があります。提出期限は通常2ヵ月以内ですが、新型コロナウイルス感染拡大によって収入証明書類を入手することが難しい場合は6ヵ月までの延長が可能です。
返済に不安がある場合は相談できる
新型コロナウイルス感染拡大によって収入が減少し、今までどおりの返済ができない場合はプロミスに返済について相談することが可能です。相談はプロミスコールまたは全国のお客様サービスプラザ(対面型店舗)で受け付けています。
返済が遅れることで信用情報に傷が付けば、万が一また借り入れをしたい場合に融資を受けられなくなってしまいます。また返済が遅れれば遅れるほど、遅延損害金も増えていきます。どうしても返済が難しい場合は、まずはプロミスに相談して返済計画を立てていきましょう。
新型コロナウイルス感染症拡大防止措置として業務縮小も
返済が難しい場合や借り入れの審査を受けたい場合、店舗やコールセンターの利用を考えるでしょう。しかし、新型コロナウイルス感染拡大を予防するためプロミスでは業務縮小を行っているので注意が必要です。
・コールセンターは再開
コールセンターでは密集を避けるため、業務の一部が縮小されていましたが、6月11日からは通常どおり営業を行っています。コールセンターも、以前に比べ利用しやすくなっています。応援融資を受けたい場合はコールセンターで申し込みを行うので、まずはコールセンターに電話してみましょう。
・お客様サービスプラザ(店頭窓口)は再開
店頭窓口は4月7日以降休業していましたが、5月26日に再開しています。お近くに店頭窓口がある場合はこちらを利用するのもよいでしょう。特に返済についての相談は窓口が便利です。
・自動契約機は9時から21時まで
自動契約機は営業時間が9時から18時に短縮されていましたが、21時までとなりました。
※契約機により営業時間が異なります。
・ATMは通常どおり
プロミスATMは通常どおり利用することが可能です。ATMでできる手続きはこちらで済ませてしまうのがよいでしょう。提携先ATMも同様です。
・ネットは通常どおりだが手続きに時間がかかることも
インターネットによる各種手続きは通常どおり行っています。ただし審査など、人の対応が必要な部分については時間がかかることもあります。公式サイトや公式アプリでは初めての申し込みや増額申し込み、インターネット返済などさまざまな手続きができるので、活用しましょう。
お客様サービスプラザ(店頭窓口)を利用する際の注意点
お客様サービスプラザでは対面で担当者が対応してくれます。マスク着用、手指消毒など感染予防を行なったうえで利用しましょう。
新型コロナウイルス感染拡大により資金繰りが悪化する人も

新型コロナウイルス感染拡大により、2020年4月16日に日本全国に緊急事態宣言が出されました。飲食店やスポーツジム、遊戯施設、遊興施設などさまざまな業種に営業自粛が促され、ステイホームが叫ばれる中、資金繰りが悪化する中小企業や個人店が増えています。
その後、5月14日には39県における緊急事態宣言の解除が発表されましたが、7月29日には国内の1日の感染者が1,000人超になり、緊急事態宣言を再度実施する都道府県があるなど、まだまだ新型コロナウイルス感染拡大前のような日常は戻ってきていません。
政府による雇用調整助成金や持続化給付金などの支援も開始されているものの、給付に時間がかかるなどの問題もある中、今すぐの資金調達方法や生活資金の補填としてカードローンの利用もひとつの手です。
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プロミスの応援貸し付けは自治体などの支援と合わせて使える
プロミスの応援貸し付けは限度額が10万円と事業資金としては少ない金額です。しかし1年間無利子、その後も4.50%というかなりの低金利で利用できる貸し付けは銀行のフリーローンにはないポイントです。 その他、低金利での借り入れを考えている方はこちらの記事も参考にするといいでしょう。
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自治体などでもさまざまなコロナ対策としての緊急貸し付けなどを行っているので、それらと合わせて利用することで、生活資金として活用することができます。
まずはプロミスで借り入れられる10万円を有効活用し、経済活動再開によって徐々に収入状況を回復させるとよいでしょう。ぜひプロミスの応援融資を上手に活用してみてください。

■保有資格:CFP、住宅ローンアドバイザー、損保マスタ
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