仮想通貨マーケットは少しずつ拡大しており、2021年8月に市場規模約220兆円まで成長しました。世界の大企業が仮想通貨に関する事業に投資をする流れを受けて、個人で仮想通貨投資を始める人も多いのではないでしょうか。

仮想通貨を始めるうえで必要になるのが口座開設です。この記事では、大手国内取引所の「ビットフライヤー」と「DMM Bitcoin」のそれぞれのメリットを比較します。

ビットフライヤーとDMM Bitcoinのスペック比較表

ビットフライヤー,DMM Bitcoin,メリット
(画像=PIXTA)

ビットフライヤーとDMM Bitcoinのスペックを比較してまとめました。ビットフライヤーは、最小取引単位が100円と少額から仮想通貨を購入できます。一方DMM Bitcoinは、口座開設までの時間が短くスピーディーに取引できるのが特徴です。365日問い合わせ可能サポートでは、LINEアカウントから分からないことを質問できます。

  ビットフライヤー DMM Bitcoin
取扱い銘柄 全13種類 全12種類
レバレッジ取引 最大2倍 固定2倍
最小取引単位 取引所 0.001BTC 0.001BTC
販売所 100円
口座開設までの期間 1~2週間 最短1時間
仮想通貨保管方法 コールドウォレット コールドウォレット
実績 ビットコイン取引量国内No.1 レバレッジ取引の取扱い暗号資産種類No.1(2021年3月時点)
その他サービス ・TポイントとBTC交換可能
・特定のサービス利用でビットコイン獲得可能
365日問い合わせ可能サポート

ビットフライヤーの特徴・機能

ビットフライヤー独自の特徴・機能は、以下の3点です。

・セキュリティーの評価は業界トップクラス
・スマホアプリの国内利用率No.1
・国内屈指のビットコイン取引高

セキュリティーの評価は業界トップクラス

仮想通貨は、過去にハッキング被害があり個人の資産が盗まれたケースがあります。そのため取引所を選ぶうえでセキュリティーの高さは非常に重要です。ビットフライヤーは、セキュリティー・顧客資産保護を取引所運営での最優先課題としています。

ビットフライヤーのファイルシステムは、ウイルスチェックを毎日実施しています。また2段階認証を設定しているユーザーの仮想通貨が不正に盗まれた場合、損失を補てんするサービスもあります。独自のビットコイン保護システムも稼働しており、ビットフライヤーのセキュリティーは高水準です。

スマホアプリは国内利用率No.1

ビットフライヤーの提供するスマホアプリ「bitFlyerウォレット」は、月間アクティブ利用者数国内No.1を獲得しています(App Ape調べ2020年上半期)。このアクティブユーザーの数がビットフライヤーの信頼性を高めています。

bitFlyerウォレットは、初めて仮想通貨に投資をする人でも簡単に操作できるデザインで、仮想通貨の販売画面や入金画面・損益画面のリニューアルを定期的に行ってきました。そういった企業努力が利用率No.1につながっていると言えるでしょう。

国内屈指のビットコイン取引高

ビットフライヤーは、2016年から5年連続でビットコイン取引量No.1を獲得しています。人気の理由は、スマホアプリの使いやすさにあります。初めて投資をする人にとって使いやすいデザインで、利用しやすいのが特徴です。

また利用者が多いと流動性が高くなります。自分の買いたい価格で約定されやすいため、売買価格に誤差が出にくく、スピーディーな売買成立が期待できるでしょう。

DMM Bitcoinの特徴・機能

DMM Bitcoinの特徴・機能は、以下の3点です。

・レバレッジ取引の取扱い通貨が豊富
・サポート機能が充実
・高機能かつ使いやすいツールがそろっている

レバレッジ取引の取扱い通貨が豊富

DMM Bitcoinは、レバレッジ取引の取扱い暗号資産種類No.1(2021年3月時点)です。レバレッジ取引の取扱い通貨が多いことは、仮想通貨FXに挑戦したいユーザーにとって大きなメリットになります。

サポート機能が充実

DMM Bitcoinは、ユーザーの質問・疑問に答えてくれる問い合わせサポートが365日稼働しています。さらに問い合わせやすいようにLINEからも質問可能で、分からないことがあれば簡単に問い合わせできます。仮想通貨の購入に慣れていない人にとっては、大きなメリットになるでしょう。

高機能かつ使いやすいツールがそろっている

DMMグループは、FXと株なども取り扱っているため、FXと株と同じ取引ツールをそろえています。取引ツールは、すべて無料で利用可能です。ワンクリックで仮想通貨を購入できる「成行注文」や12種類の仮想通貨の値動きをリアルタイムで教えてくれる「お知らせ機能」を搭載しています。パソコンだけでなく、スマホアプリでもツールが使用でき操作画面もシンプルなデザインなので使いやすいでしょう。

ビットフライヤーとDMM Bitcoinの取扱い通貨比較

ビットフライヤーとDMM Bitcoinの取扱い通貨を比較しました。販売所と取引所で扱っている通貨が違います。

販売所の取扱い銘柄

ビットフライヤーが13種類の現物取引、DMM Bitcoinは3種類の現物取引、12種類のレバレッジ取引ができます。

  ビットフライヤー DMM Bitcoin
銘柄数 13種類(2021年6月時点) 12種類(2021年8月時点)
取扱い銘柄 【現物取引のみ】
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・リップル(XRP)
・ライトコイン(LTC)
・ステラルーメン(XLM)
・ネム(XEM)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・リスク(LSK)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ポルカドット(DOT)
・テゾス(XTZ)
・モナコイン(MONA)
【現物取引】
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・リップル(XRP)

【レバレッジ取引】
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・イーサクラシック(ETC)
・リップル(XRP)
・ネム(XEM)
・ライトコイン(LTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・モナコイン(MONA)
・ステラルーメン(XLM)
・クアンタム(QTUM)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・オーエムジー(OMG)

取引所の取扱い銘柄

ビットフライヤーは、「bitFlyer Lightning」という取引所サービスを提供しています。レバレッジ取引もbitFlyer Lightningのみ対応していています。DMM Bitcoinは、取引所での仮想通貨購入のサービスは提供していません。

  ビットフライヤー
(bit Flyer Lightning)
DMM Bitcoin
銘柄数 全5種類 取扱いなし
取扱い銘柄 【現物取引】
・BTC/JPY
・ETH/BTC
・BCH/BTC

【差金決済】
・BTC-FX/JPY

【先物取引】
・BTC/JPY
など

ビットフライヤーとDMM Bitcoinの手数料比較

ビットフライヤーとDMM Bitcoinの手数料を比較してみました。仮想通貨を購入する際にかかる手数料は、以下の3点です。

・取引手数料
・入出金手数料
・送金手数料
・レバレッジ割引の場合はレバレッジ手数料

取引手数料

ビットフライヤーの取引手数料は、変更することがあります。DMM Bitcoinは無料です。

  ビットフライヤー
(bit Flyer Lightning)
DMM Bitcoin
取引手数料 約 0.0001 BTC
(条件を満たせば無料)
無料

入出金手数料

入出金手数料を比較しました。ビットフライヤーは、指定銀行がない場合、手数料がかかります。一方で、DMM Bitcoinは手数料が無料なので多く利益を残せます。

  ビットフライヤー
(bit Flyer Lightning)
DMM Bitcoin
クイック入金手数料 無料
(住信SBIネット銀行以外の入金:1件あたり330円)
無料
出金3万円未満 220円
(三井住友銀行以外:550円)
無料
クイック入金手数料 440円
(三井住友銀行以外:770円)
無料

送金手数料

DMM Bitcoinの場合、現物取引は3種類(BTC・ETH・XRP・OMG)しか取り扱っていないため、そのほかのアルトコインは送金ができません。

  ビットフライヤー DMM Bitcoin
ビットコイン 0.0004BTC 0.02BTC
イーサ(イーサリアム) 0.005ETH 0.1ETH
リップル 無料 無料
ライトコイン 0.001LTC 以下、取扱いなし
ビットコインキャッシュ 0.0002BCH  
モナコイン 無料
リスク 0.1LSK
イーサ(イーサリアムクラシック) 0.005ETH
ベーシックアテンショントーク 5BAT
ステラルーメン 無料
ネム 3XEM
テゾス 0.1XTZ
ポルカドット 0.1DOT

ビットフライヤーとDMM Bitcoinのスプレッド比較

前提としてコインチェックとDMM Bitcoinのスプレッドは、変動制です。時間や時期によってスプレッドが変動するので目安として見てください。DMM Bitcoinは取引所での取扱いがないため、2社を比較できるように販売所のスプレッド・現物取引で統一しました。

  ビットフライヤー DMM Bitcoin
BTC/JPY 約定数量×0.01~0.015
(単位:各コインにより異なる)
0.5%
ETH/JPY 9.4%
XRP/JPY 12.7%

ビットフライヤーはどんな人におすすめ?

ビットフライヤーをおすすめできるのは、以下のような人です。

・たくさんの銘柄に投資をしたい人
・セキュリティー面で不安なく仮想通貨を購入したい人

ビットフライヤーは、現物取引銘柄だけで13種類あり、仮想通貨取引業者の中でも多い傾向です。そのためたくさんのアルトコインで分散投資を検討している人におすすめです。またセキュリティーが高水準なこともビットフライヤーの強みです。ハッキング被害も増えているため、自分の資産を安全に保管した人はビットフライヤーでの取引をしましょう。

DMM Bitcoinはどんな人におすすめ?

DMM Bitcoinでの取引がおすすめなのは、以下のような人です。

・仮想通貨でレバレッジ取引がしたい人
・充実した取引ツールを使いたい人

DMM Bitcoinの強みは、たくさんの銘柄がレバレッジ取引に対応している点です。自分の資金にレバレッジをかけて少額から効率よくお金を増やしたい人に向いています。また取引ツールは、スマホアプリで使いやすく、さまざまな機能があるため、取引ツールを使って仮想通貨投資に挑戦したい人は、DMM Bitcoinを使いましょう。

まとめ

ビットフライヤーとDMM Bitcoinのメリット・サービスを比較しました。ビットフライヤーは取扱い銘柄が多く、セキュリティー面が優れている点がメリットです。一方DMM Bitcoinは、手数料が安くレバレッジ取引に強みがあります。それぞれに独自の良さがあるため、自分のニーズを満たせる取引所で仮想通貨の購入を検討しましょう。