30代のクレジットカード選びでは、ステータス性が気になる人も多いのではないでしょうか。ただクレジットカードをステータスだけで選んでしまうと「年会費が高いだけで何のメリットも得られなかった」ということになりかねません。そこで本記事では、30代がクレジットカードを選ぶ際に注意すべきポイントとおすすめのゴールドカードを5つ紹介します。

30代でクレジットカードを持つメリットとは

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(画像=PIXTA)

会社員の場合、30代になると収入が増えて金銭的に多少の余裕が出てくる人もいるのではないでしょうか。一方で結婚や育児、住宅購入などライフイベントが増えて大きな買い物をする人もいるかもしれません。そのため30代は、収入だけでなく支出が増える年代といえるでしょう。

その点クレジットカードは日々の支払いにも使えるポイントをためることができるため、支出が増える30代にとって大きなメリットです。また国内外の旅行の際に万が一のことがあった場合は保険が適用されるため、1枚は持っておくと安心でしょう。ここからは、30代がクレジットカードを持つメリットを5つ紹介します。

良質なクレジットヒストリーを積める

クレジットヒストリーとは、いわばクレジットカードの利用記録です。クレジットカードの利用状況について「ローンを組んでいるのか」「毎月しっかりと返済できているのか」といった情報が過去数年分記録されています。クレジットヒストリーに傷がつくと、新規でカードを発行する際の審査が通らなかったり、カードの利用限度額が小さく設定されたりする可能性があります。

逆にいえば利用した金額を毎月しっかりと支払えていれば、それだけでクレジットヒストリーとしての信用は積み上がっていきます。30代からクレジットカードを利用し利用実績を積み上げておくと、将来的にクレジットカードの利用限度額を上げることが期待できるでしょう。

ポイントがためられる基本的にクレジットカードでは、支払額に対して会社ごとに決められたポイントが還元されます。例えば「三井住友カードゴールド」や「エポスゴールドカード」の場合、還元率が0.5%に設定されており、200円につき1ポイントたまるのが特徴です。ポイントはキャッシュバックや商品、マイルなどに変換できるので、現金で支払った場合よりもお得だといえるでしょう。

最近は家賃や通信料といった固定費の支払いもクレジットカードが利用できます。固定費は毎月それなりの金額になりますので、クレジットカードで引き落とせばポイントは確実にたまっていくでしょう。他にもクレジットカードごとにお得なポイントサービスが実施されており、自分が普段よく利用するシーンと合致すれば、多くのポイントを獲得することが可能です。このように、日常のすべての支払いをクレジットカードに集約させることで、獲得できるポイントも増えていきます。

空港ラウンジなども無料で利用できる

多くのゴールドカードのメリットとして空港のラウンジサービスを利用できる点が挙げられます。30代になるとた金にも少し余裕が生まれ、国内外を問わず旅行を楽しんだり、ビジネスで出張する機会増えたりする人もいるかもしれません。ラウンジでは、飛行機に搭乗するまでの時間を快適に過ごせます。場所によってはドリンクや軽食の提供もあるため、とても充実した空間といえるでしょう。

カードの種類によっては同伴者も無料になるため、パートナーとの旅行でも活躍します。こうした理由からも1枚は持っておきたいところです。

ステータス性が得られる

ゴールドカードだけでなくプラチナカードやブラックカードなどを手に入れるためには、審査を通過することが必要です。審査ではクレジットヒストリーだけでなく、年収や勤続年数といった申込人の属性もチェックされます。そこで30代にもなると、20代ではかなわなかったある程度のステータスカードを持つことも可能になります。一定以上のランクのクレジットカードを持っているということは、厳しい審査を通過したことになるため、高いステータス性を証明できます。

ステータスの高いカードでは、多額のクーポンを受け取れるなど特典が通常のカードより充実しているため、利便性もそれだけ高くなるといえるでしょう。

保険が充実している

多くのクレジットカードには、保険が付帯しています。例えば海外旅行における傷害保険や航空便の遅延保険など補償内容は、利用しているクレジットカードによってさまざまです。例えば三井住友カードでは、海外旅行で傷害事故に巻き込まれた際、最大5000万円が保険金として補償されます。他にも航空便の遅延や欠航によって何かしらの損害が発生した場合に補償される保険もあります。

旅行には、さまざまなトラブルがつきものです。特に海外旅行では、治安の悪さなどから別途保険への加入を検討するケースも少なくありません。保険が付帯されているクレジットカードを利用することで最悪のケースに備えることができます。

30代がクレジットカードを作るときの注意点

クレジットカードには、さまざまな種類がありますが特徴はそれぞれに大きく異なります。ここでは、クレジットカードを作る際の注意点と、30代だからこそ気をつけたいポイントを紹介します。

利用限度額を確認しておこう

30代になると高額の買い物をする機会も増えるでしょう。そこで確認しておきたいのがクレジットカードの利用限度額です。例えば利用するクレジットカードの限度額が30万円だった場合を想定してみましょう。家賃や光熱費、食費、日用品といった生活費をすべてクレジットカードで支払うとなると、限度額30万円の大半を使ってしまうことになります。

もしこの状態で大型家電の購入や旅行の手配など大きな出費が重なった場合には、利用限度額を超えてしまい、クレジットカードで支払えない可能性が出てきます。そのため「事前にクレジットカードをどのように利用するか」についてしっかりとイメージし、申し込み時点で適切な限度額を検討することが必要です。

もちろん収入に見合わない限度額を希望しても審査に通らない可能性が高いため、現実的な金額かつ支払いがぎりぎりにならないような金額を検討するようにしましょう。

特典やサービスを把握しておこう

クレジットカードを利用することで得られる特典は、カード選びにおいて大切な要素の一つです。例えばセゾンカードでは、提携している店舗やサービスでの支払いが割引される優待がついています。またアメリカンエキスプレスカードは、海外の宿泊や食事が特別価格で楽しめるといった特典があります。クレジットカードの種類によっても特典やサービスが大きく異なります。

海外旅行が好きな人にとっては、渡航先で利用できる特典が充実しているカードがピッタリです。しかし旅行をそれほどしない人によっては全くうれしくないこともあるでしょう。どれだけ特典が豪華であっても利用しないものであれば、ついていても意味がありません。

自分のライフスタイルにあったクレジットカードを選ぼう

クレジットカードを選ぶ際、カードの特徴と自身のライフスタイルを照らし合わせることも大切です。例えば仕事柄飛行機を利用する機会が多い人であれば、マイルがどんどんたまるANAカードやJALカードが有力な候補となります。入会時にマイルが付与されたり搭乗のたびにボーナスでマイルをもらえたりするので、非常に還元率の高いカードといえるでしょう。

また毎日コンビニで買い物をする人であれば、コンビニでの支払い時に通常より多くのポイントが還元されるカードを選ぶのもおすすめです。少額決済でも年間にするとまとまった金額になるため、毎日の買い物をお得にしたい場合は向いているでしょう。ライフスタイルによって最適なカードは人それぞれに異なります。クレジットカードごとの特徴をしっかりチェックし、お得に使えそうかどうか判断しましょう。。

30代で持ちたい人気のゴールドカード

30代でクレジットカードを作るとき年会費や特典の豊富さはもちろん、ステータス性についても気になるところです。ブラックカードやプラチナカードをいきなり作ることは難しいですが、ゴールドカードであれば十分に手が届くのではないでしょうか。ここでは、30代におすすめのゴールドカードを5つ紹介します。

dカード GOLD

dポイントのたまりやすさに定評のある「dカードGOLD」。ドコモのスマートフォンやドコモ光の利用料金1000円(税抜き)につき10%のポイントが還元されるため、ドコモを利用中の人にはうってつけのクレジットカードです。年会費は、1万1000円かかりますが、ドコモのスマホや光回線の支払いが年間11万円を超えている場合は、それだけで元が取れることになります。

普段のショッピングでも100円につき1ポイント進呈されるため、非常にお得なクレジットカードといえるでしょう。

三井住友カード ゴールド

旅行保険やショッピング保険が充実しているのが「三井住友カード ゴールド」です。国内外の旅行における傷害に対して最大5000万円の補償が適用されます。またショッピング保険については、年間300万円までの保険がついているため、非常に充実したサポートといえるでしょう。年会費は、1万1000円と他のクレジットカードと大きな違いはありません。

ただ「三井住友カード ゴールド」では、家族カードとして1人目は年会費無料、2人目についても1100円というリーズナブルな年会費で利用可能です。そのため家族全員で使いたい人にとっておすすめのクレジットカードといえます。

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

ハイステータスなカードとして知名度が高いアメックスのゴールドカード。年会費が3万1900円と他社よりも少し高く設定されていますが、その分特典は充実しています。例えば以下のような特典があります。

・対象のレストランにおいて2名以上でコースメニューを注文すると1名分のコース料金が無料
・対象ホテルで利用できる1万5000円分のクーポンがもらえる(継続特典)
・スターバックスで使えるドリンクチケットがもらえる(継続特典)

使い勝手の良いクーポンを受け取れることは、非常に魅力的です。

ANA VISA ワイドゴールドカード

「ANA VISA ワイドゴールドカード」は、マイルのたまりやすさが大きな特徴です。新規での入会時に加え継続するたびに2000マイルのボーナスを受け取れます。また搭乗券を購入する際に得られるマイルも「ANA VISAワイドゴールドカード」で支払うことで、25%上乗せされたポイントを獲得することが可能です。年会費は、1万5400円で、家族会員は4400円となっています。

また国内外の旅行傷害保険は、最大5000万円が補償されるため、飛行機を利用する機会が多い人にとっては、まさにうってつけのクレジットカードといえるでしょう。

エポスゴールドカード

「エポスゴールドカード」は、日常のショッピングで効率よくポイントをためたい人におすすめのクレジットカードです。「エポスゴールドカード」では、年間の利用金額に応じてボーナスポイントが付与されます。例えば年間50万円使用すれば2,00ポイント、年間100万円使用すれば1万ポイントといったように利用金額が高くなるほどもらえるポイントも増加する傾向です。

一見大きな金額に思えるかもしれませんが食品や日用品といった普段の買い物を「エポスゴールドカード」ですべて支払うようにすれば、年間100万円(月額換算で約8万3333円)も決して難しい金額ではないでしょう。ゴールド会員の家族は、通常5000円の年会費が永年無料で利用できるため、非常にお得なクレジットカードとなっています。

まとめ

クレジットカードを選ぶ際は「自身のライフスタイルに合っているか」という視点を持つことが大切です。30代になると仕事が忙しくなっていたり、家庭を持っていたりするなど、人によってライフスタイルが大きく異なります。そのため「このカードが最適」と一概に示すことはできません。今回紹介した内容をもとにライフスタイルに合ったクレジットカードを見つけてください。