どちらも永年無料で手軽に所持できるクレジットカードが「ライフカード」と「JCB CARD W」です。それぞれライフカード株式会社と、株式会社ジェーシービーのプロパーカードで、似ているポイントも多いです。実際の違いやそれぞれの特徴は、どのようなものがあるでしょうか。
この記事ではライフカードとJCB CARD Wの特徴やおすすめポイント、お得な点などを紹介していきます。
ライフカードの基本情報

まずは、ライフカードの基本情報について、詳しく解説をしていきましょう。
年会費 | 永年無料 |
ブランド | MasterCard、Visa、JCB |
入会資格 | 高校生を除く満18歳以上で電話連絡ができる人 |
発行期間 | 最短3営業日 |
利用可能枠 | 10万〜200万円 |
追加カード・搭載電子マネー | ETCカード、家族カード |
ETCカード | 発行手数料無料、年会費無料 |
家族カード | 年会費無料 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay(iDとして使える) |
タッチ決済 | Visaのタッチ決済 |
ライフカードの概要
ライフカードは、ライフカード株式会社が発行する年会費永年無料のクレジットカードです。さまざまなサービスを受けられるうえに、ポイントも貯めやすく使いやすい無料カードとして人気があります。
高校生を除く18歳以上の人なら入会できるため、幅広い人が所持しやすいのもポイントです。Mastercard・Visa・JCBの3つのブランドから選択できるので、所持したいブランドを選べます。
ライフカードの主な特徴
ライフカードは入会資格に年齢制限がなく、年会費も無料で所持しやすいのがうれしいカードと言えます。ETCカードや家族カードも無料で所持できるので、クレジットカードをもつのにお金をかけたくないという人にぴったりです。
申し込みをしてから最短3営業日で発行されるのも、ポイントです。また誕生月はポイントが3倍獲得できるなど、うれしいキャンペーンも豊富です。
ライフカードの特典一覧
ライフカードは、新規入会キャンペーンで1万円相当のポイントがもらえます。内訳は、カードを発行するだけで1000円相当、ショッピング利用額に応じて最大9000円相当です。
また入会から1年間は、通常よりもポイントが1.5倍獲得できるので、積極的に利用したいところでしょう。
JCB CARD Wの基本情報
続いて、JCB CARD Wの基本情報を詳しく解説していきます。
年会費 | 永年無料 |
ブランド | JCB |
入会資格 | 高校生を除く満18〜39歳までの人 |
発行期間 | 1週間程度 |
利用可能枠 | - |
追加カード・搭載電子マネー | ETCカード、家族カード、QUICPay専用カード |
ETCカード | 発行手数料無料、年会費無料 |
家族カード | 年会費無料 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay(QUICPayとして使える) |
タッチ決済 | - |
JCB CARD Wの概要
JCB CARD Wはライフカードとは違い、入会資格が39歳までと制限されているクレジットカードです。ただJCB CARD Wも、年会費やETCカード・家族カードなどさまざまな追加カードが無料で発行できるのがうれしい特徴です。
コンビニをはじめとした、多くの店舗が加盟している「JCBオリジナルシリーズパートナー」で使うことで、さらにお得にポイントが貯められます。
JCB CARD Wの主な特徴
JCB CARD WはJCBの一般カードと比較すると、常に2倍のポイントを獲得できます。先述した「JCBオリジナルシリーズパートナー」の加盟店なら、さらにポイントが貯まります。
JCBのプロパーカードをもちたい人で、ポイントもお得に貯めたい39歳以下の人に、おすすめのカードです。
Amazonも、通常ポイントが3倍になる店舗なので、よく利用する人にはぴったりと言えるでしょう。
JCB CARD Wの特典一覧
JCB CARD Wに新規入会した人向けの特典として、Amazonの利用額が30%キャッシュバックされるキャンペーンが実施されています。キャッシュバックの上限金額は5000円なので、お得にゲットしてみましょう。その際の条件はMyJCBアプリにログインすることなので、必ずログインしてから、利用しましょう。
また友達紹介特典もあります。紹介された人にURLが送付され、そのURLからカードに入会すれば、最大5000円相当のOki Dokiポイントがもらえます。クレジットカードを所持したい人がいたら、ぜひ紹介してみましょう。
ライフカードのおすすめポイント
ここからはライフカードの特におすすめできるポイントを紹介します。
誕生月に利用すると基本ポイントが3倍
ライフカードは、基本ポイント還元率でいうと、あまり高いほうではありません。通常は0.3〜0.6%ですが、誕生月は3倍になるのが特徴です。誕生月にプレゼントなどで高い買い物をするときなど、お得にポイントが貯められます。
「L-mall」経由ならネット通販でポイントがお得に貯まる
ライフカード会員限定のショッピングモール「L-mall」を経由することで、ポイントが最大25倍獲得できます。楽天市場やYahoo!ショッピング、DHCなど幅広いショップでの買い物に対応しているので便利。
ポイント有効期限は最大5年間
貯めたポイントは最大5年間の有効期限があるため、すぐに使うあてがなくても失効しないのが安心です。5年間有効にさせるためには、2年目以降は毎年一度、ポイント繰越応募が必要になるので注意しましょう。
JCB CARD Wのおすすめポイント
続いて、JCB CARD Wのおすすめポイントも紹介していきます。
ポイントがいつでも2倍
JCB CARD WはJCBカードの一般カードと比較して、いつでもポイント2倍なのでお得です。しかしJCB一般カード自体は、ほかのブランドのカードと比較するとポイント還元率があまりよくないというデメリットがあります。
どうしてもJCBのプロパーカードを所持したい人で、なるべくポインがたくさん貯まるカードが欲しい人は、JCB CAED Wを選ぶとよいでしょう。
JCB優待店でさらに高還元
JCB ORIGINAL SERIESパートナーというJCB優待店での買い物なら、さらに多くのポイントを獲得できます。セブン-イレブンやウェルシア、ビックカメラなど幅広い店舗が加盟しているうえに、Amazonやメルカリといったネットショップも対象です。
ETCカード発行手数料・年会費無料
JCB CARD WはETCカードを所持したい人にも非常におすすめです。なぜなら発行手数料も年会費も無料だからです。ETCも同時に発行したい人は、検討してみるとよいでしょう。
ライフカードとJCB CARD Wはどっちがお得?
ここまではライフカードとJCB CARD Wの特徴やおすすめポイントを解説してきました。実際、どちらがお得なのかを、さまざまな観点から比較してみましょう。
基本スペックを比較
ライフカード | JCB CARD W | |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ブランド | MasterCard、Visa、JCB | JCB |
入会資格 | 高校生を除く満18歳以上で電話連絡ができる人 | 高校生を除く満18〜39歳までの人 |
発行期間 | 最短3営業日 | 1週間程度 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay(iDとして使える) | Apple Pay、Google Pay(QUICPayとして使える) |
タッチ決済 | Visaのタッチ決済 | - |
基本的にはどちらのカードも年会費永年無料で所持できる、お得なクレジットカードです。ライフカードのほうがブランドを選択できる点と年齢制限がない点、Visaでタッチ決済が使える点は万人におすすめだと言えるでしょう。
マイル・ポイント還元率で比較
ライフカード | JCB CARD W | |
マイル | ANAマイル | JAL、ANA、ANA SKYコイン、デルタ航空 |
ポイント還元率 | 0.3~0.6% | 0.6%~ |
ポイント還元の面でみると、ライフカードもJCB CARD Wもそれほど高還元のカードではありません。どちらかと言えば、JCB CARD Wのほうが常に0.6%のポイント還元率がある点と、マイルの交換先が多い点がメリットとなっています。
付帯保険で比較
続いてそれぞれのカードに付帯している保険について比較しましょう。
ライフカード | JCB CARD W |
付帯なし | 最高2000万円の海外旅行傷害保険 100万円限度の海外ショッピングガード保険 |
ライフカードには旅行傷害保険つきの有料カードもありますが、永年無料カードには保険が付帯していません。一方、JCB CARD Wは、海外旅行傷害保険とショッピングガード保険両方が付帯しています。保険を重視する人は、JCB CARD Wを選んだほうがよいでしょう。
日常での使い勝手で比較
日常での使い勝手については、それぞれの使い方によるところがあります。コンビニやAmazonでの利用が多い人は「JCB ORIGINAL SERIES パートナー」で、ポイントアップが見込めるJCB CARD Wがおすすめです。
誕生月に大きな買い物をする機会がある人やカードをよく使う人は、使えば使うほどステージプログラムがアップして、ポイントが貯まりやすくなるライフカードがおすすめと言えるでしょう。
旅行での使い勝手で比較
海外旅行や出張が多く海外使用が多い人は、海外旅行傷害保険が付帯しているJCB CARD Wがよいでしょう。保険の内容は、以下のとおりです。
保険の種類 | 保険金額 |
死亡後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害治療費用 | 1回の事故につき100万円限度 |
疾病治療費用 | 1回の事故につき100万円限度 |
賠償責任 | 1回の事故につき2000万円限度 |
携行品障害 | 1旅行中20万円限度 保険期間中100万円限度 |
救援者費用等 | 100万円限度 |
補償対象旅行期間 | 3ヵ月 |
まとめ
この記事では、ライフカードとJCB CARD Wのお得ポイントや特徴などをわかりやすく解説しました。3つのブランドから選べるライフカードと、海外旅行傷害保険が付帯しているJCB CARD Wなど、それぞれ特徴があります。
向いているポイントやお得な点が違うので、どちらが自分に合っているか考えて、どのクレジットカードを使うのか検討してみましょう。