証券会社の口座開設を考えていて、SBIネオトレード証券の特徴や評判・口コミが気になっている人は多いのではないでしょうか。

SBIネオトレード証券は、SBIグループが運営するネット証券で、現物取引手数料や信用取引手数料は業界最安水準です。高機能で使い勝手の良いツールを無料で利用でき、NISA口座にも対応しています。

この記事では、SBIネオトレード証券のメリット・デメリットや評判・口コミ、口座開設手順について解説します。SBIネオトレード証券に興味がある人は参考にしてください。

SBIネオトレード証券で取引する前に知っておきたい基礎知識

SBIネオトレード証券,評判
(画像=PIXTA)

SBIネオトレード証券への理解を深めることで、他の証券会社との比較がしやすくなります。まずは、SBIネオトレード証券の取扱商品やサービス、手数料などの基礎知識について見ていきましょう。

SBIネオトレード証券とは

SBIネオトレード証券は、SBIグループのネット証券会社です。2020年10月にSBIホールディングスが70年以上の歴史を有するライブスター証券を買収し、2021年1月にライブスター証券からSBIネオトレード証券に商号が変更されました。

高機能で使い勝手の良い取引ツールが揃い、業界最低水準の取引手数料を実現しています。2021年のオリコン顧客満足度ランキングのネット証券取引手数料部門では、7年連続7度目の1位を受賞しており、多くの人が利用しています。

SBIネオトレード証券の取扱商品・サービスについて

SBIネオトレード証券では、次の商品を取り扱います。

・株式
・投資信託
・債券
・先物・オプション

株式は現物取引と信用取引ができ、IPO(新規公開株)やETF、REIT、ETNなどの売買が可能です。投資信託は「ひふみプラス」や「ひふみワールド+」を購入できます。

IPOについては、売買代金や資産残高に応じて当選確率がアップする「IPO抽選優遇プログラム」があります。3つのステージがあり、適用ステージによって抽選口数が変わる仕組みです。以下は、IPO抽選優遇プログラムの各ステージの適用条件です。

  抽選票数 売買代金 月末時点保有評価額
ステージ1 1票 5,000万円~
ステージ2 3票 3億円~ 3億円~
ステージ3 5票 10億円~ 5億円~

また、信用取引の売買実績や保有残高などの条件をクリアした場合に、制度信用金利を優遇する「制度信用取引金利優遇プログラム」もあります。このプログラムでステージ3に該当すれば、通常金利2.30%が1.80%まで下がります。

SBIネオトレード証券の手数料はどのくらい

SBIネオトレード証券の現物取引手数料は「定額プラン」と「一律プラン」から選択できます。定額プランは1日の約定代金合計額に応じて手数料が決まり、一律プランは1注文ごとの約定代金によって手数料が決定します。

それぞれのプランの手数料は次のとおりです。

定額プラン

1日の約定代金合計額 手数料(税込)
50万円以下 0円
50万円超100万円以下 0円
100万円超150万円以下 880円
150万円超200万円以下 1,100円
200万円超300万円以下 1,540円
以降100万円単位超過ごとに 295円ずつ増加

一律プラン

1日の約定代金合計額 手数料(税込)
5万円以下 50円
5万円超10万円以下 88円
10万円超20万円以下 100円
20万円超50万円以下 198円
50万円超100万円以下 374円
100万円超150万円以下 440円
150万円超300万円以下 660円
300万円超 880円

このように、定額プランなら1日の約定代金合計額が100万円までは手数料0円です。一律プランについても、1注文の約定代金5万円以下は50円、5万円超10万円以下は88円と、現物取引手数料は業界最安値の水準です。

SBIネオトレード証券のメリット

SBIネオトレード証券は、現物取引手数料と信用取引手数料が業界最安水準のため、コストを抑えて取引ができます。また、高機能で使い勝手の良い取引ツールが無料で利用でき、NISA口座にも対応しています。お得なキャンペーンも展開中です。

ここでは、SBIネオトレード証券のメリットについて見ていきましょう。

手数料・信用取引手数料が業界最安水準

SBIネオトレード証券のメリットの一つが、現物取引手数料・信用取引手数料が業界最安水準なことです。現物取引手数料は、1注文の約定代金に応じて手数料が決まる「一律プラン」が50円〜、1日の約定代金合計額で手数料が決まる「定額プラン」が100万円以下まで手数料0円です。

信用取引の取引手数料はいつでも無料です。すべての信用可能銘柄が手数料0円で取引できます。なお、電話で注文する際は手数料が発生します。

以下は、SBI証券と楽天証券との現物取引手数料の比較です。

1日の約定代金合計額で決まる手数料比較

1日の約定代金
合計額
SBIネオトレード証券
定額プラン
SBI証券
アクティブプラン
楽天証券
いちにち定額コース
50万円以下 0円 0円 0円
50万円超
100万円以下
0円 0円 0円
100万円超
150万円以下
880円 1,238円 2,200円
150万円超
200万円以下
1,100円 1,238円 2,200円
200万円超
300万円以下
1,540円 1,691円 3,300円
以降100万円
増加ごと
295円ずつ増加 295円ずつ増加 1,100円ずつ増加

1日の約定代金

1日の約定代金
合計額
SBIネオトレード証券
一律プラン
SBI証券
スタンダードプラン
楽天証券
超割コース
5万円以下 50円 55円 55円
5万円超
10万円以下
88円 99円 99円
10万円超
20万円以下
100円 115円 115円
20万円超
50万円以下
198円 275円 275円
50万円超
100万円以下
374円 535円 535円
100万円超
150万円以下
440円 640円 640円
150万円超
300万円以下
660円 1,013円 1,013円

このとおり、SBIネオトレード証券の現物取引手数料は、SBI証券や楽天証券よりも安いのが特徴です。コストを抑えて取引ができるため、より多くの利益を稼げる可能性があります。

現物取引手数料や信用取引手数料が業界最安水準なのは、SBIネオトレード証券の大きなメリットです。

SBIネオトレード証券は取引ツールが無料で使える

SBIネオトレード証券は、次のような取引ツールを利用できます。

ツール名 内容
高機能ダウンロード版
NEOTRADE R
スマートフォン向け取引ツールとお気に入りを連動でき、IFDOなど多彩な注文方法を搭載しています。板画面から直接発注ができ、最大2,880本の足表示が可能です。快適な操作性でスピーディーな取引を実現できるツールです。
スマホアプリ
NEOTRADE S
カスタマイズによりメイン画面を自由に変更できます。ボリンジャーバンドや一目均衡表、MACDなどを表示でき、お気に入り登録銘柄数は最大2,000銘柄です。28種類ものランキング機能があり、銘柄選びに役立ちます。
Webブラウザ版
NEOTRADE W
Webブラウザ版なのでどこからでもアクセスできます。OCO注文やIFDO注文を搭載しており、立会外分売や投資信託の申込もできます。
株価ボード 最大100銘柄の登録ができ、4本値リスト・気配ボード・チャートボード・ヒートマップにより株価の動きをチェックできます。

このように、直感的な操作性や豊富な注文方法、実践的分析機能を備えた取引ツールを無料で利用できるのはSBIネオトレード証券のメリットです。

SBIネオトレード証券はNISA口座にも対応

SBIネオトレード証券はNISA口座に対応しているため節税が可能です。

NISAは、最長5年間、毎年120万円まで非課税投資枠が設定された税制優遇制度です。通常、株式や投資信託で配当・譲渡益が出たら20.315%(所得税15.315% ※復興特別所得税含む、住民税5%)の税金がかかります。しかし、NISA口座の投資で得た利益には税金がかかりません。

NISA口座に対応していない証券会社もありますが、SBIネオトレード証券はNISA口座に対応しており、税負担を抑えることが可能です。

SBIネオトレード証券で実施しているお得なキャンペーン情報

SBIネオトレード証券は、取引に役立つさまざまなキャンペーンを展開しています。これまでに実施された主なキャンペーンは、次のとおりです。

キャンペーン名 内容
信用金利優遇キャンペーン 入金額・入庫額に応じて制度信用買方金利と一般信用買方金利を優遇
新規口座開設で取引手数料無料キャンペーン 新規口座開設後の2ヵ月間は現物株と日経225先物の取引手数料が無料
信用買方金利優遇キャンペーン 適用条件を満たすと信用取引買方金利を引き下げ

キャンペーンを活用することで、より魅力的な条件で取引ができます。今後もさまざまなキャンペーンを展開することが考えられます。

SBIネオトレード証券のデメリット

投資信託の数の少なさや海外株式・海外ETFの取り扱いがないことなど、SBIネオトレード証券のデメリットも把握しておくことで、自分に合う証券会社か判断がしやすくなります。

ここでは、SBIネオトレード証券のデメリットについて見ていきましょう。

SBIネオトレード証券の投資信託は2種類のみ

数百〜数千本もの投資信託を取り扱う証券会社もある中で、SBIネオトレード証券が取り扱う投資信託はわずか2本です(2021年8月時点)。「ひふみプラス」と「ひふみワールド+」です。

ひふみプラスは、安定的なパフォーマンスに定評がある「ひふみ投信」と同じマザーファンドが投資対象です。ひふみワールド+は海外成長企業への投資をテーマにしており、ひふみプラスで培ったノウハウをもとに運用します。

どちらも魅力的な投資信託ですが、数が少なすぎるため選択肢が限られます。投資信託が2種類のみなのは、SBIネオトレード証券のデメリットです。

海外株式や海外ETFの取り扱いがない

SBIネオトレード証券では、海外株式や海外ETFの取り扱いがありません。AppleやFacebook、Tesla、Googleなどの海外企業に直接投資をするには、他の証券会社を利用する必要があります。

SBIネオトレード証券の現物取引で取り扱う商品は次のとおりです。

・東京証券取引所(一部、二部、マザーズ、JASDAQ)
・ETF(外国籍除く)
・REIT
・ETN
・優先出資証券
・カントリーファンド
・ベンチャーファンド
・インフラファンド

海外株式や海外ETF以外にも、証券保管振替機構非取扱銘柄や名証などの地方単独上場銘柄も取り扱っていません。アメリカやインド、ベトナムやマレーシアなど海外市場への投資に興味がある人は、不満に感じるポイントでしょう。

SBIネオトレード証券の良い評判・口コミ

SBIネオトレード証券の良い評判・口コミには、次のようなものがあります。

・取引手数料が安いのでうれしい
・キャンペーンで信用金利が優遇される
・取引ツールが使いやすい

SBIネオトレード証券は、現物取引手数料と信用取引手数料が業界最安水準です。「一律プラン」は50円〜、「定額プラン」は1日の約定代金合計額が100万円まで手数料0円になります。信用取引は手数料無料で取引が可能です。

入金額や入庫額に応じて信用金利を優遇するキャンペーンが実施されており、1%以上引き下げになるケースもあります。ダウンロード版・ブラウザ版・スマホアプリと、高機能で使いやすいツールが用意されているため、初心者でも安心です。

SBIネオトレード証券のいまいちな評判・口コミ

SBIネオトレード証券のいまいちな評判・口コミには、次のようなものがあります。

・海外株式に投資できないのは残念
・キャンペーンの数を増やしてほしい

SBIネオトレード証券は、海外株式の取り扱いがありません。そのため、海外株の投資に興味がある人は不満に感じていることが多いようです。また、キャンペーン内容は魅力的ですが数はそれほど多くないので、もっと増やしてほしいという声もあります。

SBIネオトレード証券の口座を開設する手順

SBIネオトレード証券の口座開設手順に難しい内容はありません。そのため、初めて証券口座を開設する人でもスムーズに進められます。口座開設申し込みから開設完了までは、最短3営業日程度です。事前に必要書類を準備したうえで、開設手続きを進めていくようにしましょう。

ここでは、SBIネオトレード証券の口座を開設する手順を紹介します。

SBIネオトレード証券の口座開設に必要なもの

SBIネオトレード証券の口座開設をする際に必要なのは、本人確認書類・マイナンバー確認書類です。

以下、いずれかの組み合わせで書類提出をする必要があります。

A.【1点】「個人番号カード(マイナンバーカード)」
B.【2点】「マイナンバー通知カードまたはマイナンバー記載の住民票」+「顔写真付きの本人確認書類いずれか1点」
C.【3点】「通知カード」+「各種健康保険証」+「住民票」
D.【2点】「マイナンバー記載の住民票」+「各種健康保険証」

「顔写真付きの本人確認書類」に該当するのは、次のとおりです。

・運転免許証
・運転経歴証明書
・パスポート
・在留カード
・特別永住者証明書

A〜Dのいずれかの書類を提出する方法は、以下の4通りです。

・アップロード
・メール
・郵送
・FAX

例えば、アップロードで提出する場合は、スマートフォンで対象の書類を撮影し、jpg、gif、png、pdfのいずれかの画像形式で保存してアップロードするだけです。

必要書類の準備に時間がかかる可能性もありますので、口座開設をする場合は早めに用意しておきましょう。

SBIネオトレード証券の口座開設の手順

SBIネオトレード証券の口座開設の手順は、次のとおりです。

1.口座開設フォームで申し込み
2.必要書類の提出
3.口座開設完了
4.取引開始

まずは、SBIネオトレード証券のホームページにアクセスをして「口座開設」を選択します。申し込みフォームが表示されますので、約款・規定を確認後、問題がなければ同意欄にチェックを入れて必要事項を入力します。

入力する主な項目は次のとおりです。

・名前
・生年月日
・電話番号
・住所
・メールアドレス
・勤務先情報
・口座情報
・手数料プラン
・投資目的
・投資経験

必要事項の入力が終わったら、マイナンバー確認書類・本人確認書類をアップロードや郵送などの方法で提出します。

SBIネオトレード証券が必要書類を受領してから、最短3営業日程度でログインIDが記載された書面が転送不要・簡易書留で届きます。

手元に届いたログインIDを使ってログインをして、証券口座に入金をすれば取引を開始することが可能です。

SBIネオトレード証券で株式投資を始めよう

これまで解説してきたようにSBIネオトレード証券には、手数料が低水準であるなどのメリットがあります。

これから証券口座の開設を検討している人は、選択肢の一つとしてみてはいかがでしょうか?