横浜銀行の住宅ローン(借り換え)は、金利が低く、団信の保障内容が充実しています。首都圏に住んでいる人や横浜銀行の口座を持っている人、金利や団信を重視して住宅ローンの借り換え先を選びたい人は、選択肢の1つとして横浜銀行を検討しましょう。

横浜銀行の住宅ローンとは

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(画像=PIXTA)

横浜銀行は、コンコルディア・フィナンシャルグループ傘下の地方銀行です。神奈川県横浜市に本店があり、創立は1920年です。住宅ローンはもちろん、教育ローンやカードローン、地域密着の生活サポートなど、さまざまな事業を行っています。

横浜銀行の住宅ローンのおすすめポイント

横浜銀行の住宅ローン(借り換え)のおすすめポイントを見ていきましょう。金融機関によって金利の水準や団信の内容は大きく異なるため、しっかり比較検討することが大切です。

「さらにおトクな金利プラン」が魅力!適用条件は?

横浜銀行の住宅ローン(借り換え)の金利は、2021年8月現在、変動金利型0.570%です。標準型金利プランでは0.600%ですが、「さらにおトクな金利プラン」が適用されると、0.03%金利が優遇されて0.570%になります。

「さらにおトクな金利プラン」を適用するための要件は次の通りです。

・借入時の年齢が満20歳以上。
・横浜銀行で給与振り込みを利用する。
・バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)に申し込む。
・保証会社の保証を受けられる。

「さらにおトクな金利プラン」の実施期間は、2021年4月1日から2022年3月31日です。横浜銀行で住宅ローンの借り換えを検討しているなら、実施期間中に申し込みを検討しましょう。

なお、2021年8月現在の住宅ローン(借り換え)の金利相場は次の通りです。

変動金利 0.310%~1.250%
固定金利 0.280%~0.955%

相場から見ても、横浜銀行の変動金利は低い水準にあるとわかります。

横浜銀行の標準型金利プランでは、変動金利の他、固定金利指定型(3年・5年・10年)も選択できます。

がん、8大疾病、全疾病――6種類の団信から自分に合うプランを選べる!

横浜銀行の住宅ローンには、6種類の団信があり、自分に合ったプランを選べます。

プラン 上乗せ金利 保障内容
地銀協一般団信 なし 死亡、高度障害、余命6ヵ月で住宅ローン残高が0円になる。
遺族や家族がフリーダイヤルで健康・医療・メンタルヘルス・FP・障がいについて相談できるサービス付き。
ガン保障特約付き
団体信用生命保険
0.2% 死亡、高度障害、余命6ヵ月、がんの診断で住宅ローン残高が0円になる。
病気やケガで1日入院すると一時金10万円を受け取れる。入院中のローン返済が最長3ヵ月保障される。
3大疾病保障特約付き
団体信用生命保険
0.25% 死亡、高度障害、余命6ヵ月、がん・脳卒中・急性心筋梗塞で所定の状態になった場合、住宅ローン残高が0円になる。
遺族や家族がフリーダイヤルで健康・医療・メンタルヘルス・FP・障がいについて相談できるサービス付き。
8大疾病保障特約付き
団体信用生命保険
0.3% 死亡、高度障害、余命6ヵ月、がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病・高血圧症等の8大疾病で所定の状態になった場合、住宅ローン残高が0円になる。
病気やケガで1日入院すると一時金10万円を受け取れる。入院中のローン返済が最長3ヵ月保障される。
奥さまが女性特有のがんと診断されたら一時金100万円を受け取れる。
医療・健康相談からハウスキーピングまで幅広く依頼できる「Home Concierge」を利用できる。
全傷病保障特約付き団体信用生命保険(ダブルサポート団体信用生命保険) 0.35% 死亡、高度障害、余命6ヵ月、がん・脳卒中・急性心筋梗塞で所定の状態になった場合、その他の疾病で所定の状態になった場合、住宅ローン残高が0円になる。
疾病、傷病によって就業不能になった場合、月々のローン返済相当額の保障を受けられる。
1日でも入院すると一時金10万円を受け取れる。
遺族や家族がフリーダイヤルで健康・医療・メンタルヘルス・FP・障がいについて相談できるサービス付き。
ワイド団信 0.30% 死亡、高度障害、余命6ヵ月で住宅ローン残高が0円になる。

自然災害時支援特約で災害への備えを!

自然災害時支援特約を付帯すると、自然災害の被害状況に応じて、一定期間返済額の払い戻しを受けられます。対象となる災害は、水災・風災・落雷・ひょう災・雪災です。地震・津波・噴火は含まれません。

罹災の程度と払い戻し回数は次の通りです。

罹災の程度 払い戻し回数
全壊 24回
大規模半壊 12回
半壊 6回
一部損壊 1回

災害大国の日本で暮らす以上、災害への備えをしておくに越したことはありません。住宅ローンを借り換えるタイミングで、自然災害時支援特約についても検討しましょう。

なお、自然災害時支援特約を付帯すると、金利が0.15%上乗せされます。

横浜銀行の住宅ローンのメリット、デメリット

横浜銀行の住宅ローンの特徴について、金利と団信をピックアップしてご紹介しました。続いて、横浜銀行の住宅ローンのメリットとデメリットをお伝えします。

メリット

横浜銀行の住宅ローンを組むと、5つの限定特典を利用できます。

特典 内容
ライフコンサルティングサービス 将来にわたる家計収支を数値で確認できるライフコンサルティング・レポートを受け取れます。ライプフランに合わせて「家計の見直し」を相談できます。
専用の火災保険プラン 住宅ローン利用者専用の火災保険に加入すると、集団の保険料割引の適用を受けられます。
債務返済支援保険 病気・ケガで就業障害に陥った場合などに、要件を満たすと保険金を受け取れます。
優待サービス「Club Off」 宿泊・レジャー・グルメなどを優待価格で利用できます。
バンクカードローン バンクカードローン(50万円型)の金利が2.1%優遇されます。最高500万円まで無担保で借りることができます。

せっかく住宅ローンを借り換えるなら、特典を最大限活用し、お得に生活しましょう。

デメリット

横浜銀行の住宅ローンの新規借り入れには、「融資手数料型金利プラン」と「標準型金利プラン」があります。「融資手数料型金利プラン」の変動金利は0.470%で、「さらにおトクな金利プラン」を適用すると、0.440%になります。ネット銀行並みの低い金利水準といえるでしょう。

しかし、「融資手数料型金利プラン」は新規借り入れ限定なので、借り換えでは利用することができません。

「融資手数料型金利プラン」と「標準型金利プラン」は手数料の計算方法も異なり、借り入れ期間が長い場合は「融資手数料型金利プラン」が、借り入れ期間が短い場合は「標準型金利プラン」がお得になる傾向があります。

借り換えの場合、「標準型金利プラン」のみなので、手数料に関して有利なプランを選択することもできません。

新規借り入れに比べて、借り換えの優遇が少ないのが横浜銀行の住宅ローンのデメリットです。なお、横浜銀行の住宅ローン(借り換え)の「標準型金利プラン」では、次のような手数料がかかります。

・不動産担保取扱手数料 3万3,000円
・住宅ローン事務取扱手数料 2万2,000円
・保証料(借入金額や借り入れ期間によって異なる)
・別途諸費用

保証料について、仮に借入金額が1,000万円で借入期間が35年だとすると、20万6,810円かかります。

また、繰り上げ返済や条件変更の手続きには、その都度手数料が必要です。手数料がかからないのは、インターネットバンキングでの「一部繰り上げ返済」と「変動金利型から固定金利指定型への変更」のみです。

ここに注意!借入対象物件は、神奈川県全域および東京都の一部に限定

横浜銀行の住宅ローンを組めるのは、物件が神奈川県全域および東京都の一部の地域にある場合です。東京都内では、次の地域が対象となります。

東京23区内 足立区 荒川区 板橋区 江戸川区 大田区 葛飾区 北区 江東区 品川区 渋谷区 新宿区 杉並区 墨田区 世田谷区 台東区 中央区 千代田区 豊島区 中野区 練馬区 文京区 港区 目黒区
東京都下 昭島市 稲城市 国立市 小金井市 国分寺市 小平市 狛江市 立川市 多摩市調布市 西東京市 八王子市 日野市 府中市 町田市 三鷹市 武蔵野市

この地域に物件がない場合、残念ながら横浜銀行の住宅ローンを利用することはできません。

横浜銀行の住宅ローンが向いているのは首都圏の公務員や会社員

物件の地域が限定されていることから、横浜銀行の住宅ローンは、首都圏で生活している公務員や会社員に向いています。すでに横浜銀行の口座を開設していると、より安心して手続きを進められるでしょう。

また、団信のプランが豊富なことから、住宅ローンの借り換えと合わせて保険の見直しをしたい人にも向いています。団信に加入すると同時に、既存の保険を見直して保障をスリム化すれば、保険料のコストダウンを図れるかもしれません。

横浜銀行の住宅ローンに借り換えた場合のシミュレーションの結果は?

当初借入額:2,500万円
返済期間:35年
金利:3%
毎月の返済額:9万6,000円
借り換え時の借入残高:2,400万円
当初借入からの経過年月:2年

上記の条件で横浜銀行の住宅ローンに借り換え、「さらにおトクな金利プラン」の変動金利0.570%を適用できた場合(金利の変動はないものと仮定)、総返済額は約1,150万円減少します。また、毎月の返済額は6万6,000円になり、3万円少なくなります。

横浜銀行の住宅ローン(借り換え)の金利推移

横浜銀行の住宅ローン(借り換え)の変動金利の推移を調べたところ、過去5年間は標準型金利プランの金利は変わっていないことがわかりました。0.03%金利が優遇される「さらにおトクな金利プラン」がスタートしたのは2021年4月なので、今がチャンスといえるかもしれません。

2021年8月 0.600%
2020年8月 0.600%
2019年8月 0.600%
2018年8月 0.600%
2017年8月 0.600%

横浜銀行の住宅ローンの審査基準は?

横浜銀行の住宅ローン(借り換え)の対象になるのは、次の要件をすべて満たす人です。

・借入時の年齢が満20歳以上。
・前年度税込年収400万円以上、正社員として勤続年数3年以上。
・返済比率35%以内。
・当初の住宅ローンの返済実績が3年以上で、1年以上延滞がない。
・保証会社の保証を受けられる。
・バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)に申し込む。
・「<はまぎん>マイダイレクト」契約者。

借入金額の上限は1億円で、借り入れ期間は最長35年(借り換え対象債権の残存期間以内)です。借り換えをする場合、対象物件に抵当権の設定が必要です。

首都圏に住んでいるなら横浜銀行の住宅ローンを候補に入れよう

首都圏に住んでおり、横浜銀行になじみがあるなら、住宅ローンの借り換えを検討してみてください。金利も低い水準にあり、団信の保障内容が充実しているなど、さまざまなメリットがあります。

一方で、新規借り入れと比べると、借り換えは選べる金利プランが少ないという特徴があります。手数料を考慮した上でメリットをシミュレーションし、借り換えをするかどうかを決めてください。

横浜銀行の公式ホームページでは、借り換えのメリットを無料でシミュレーションできるので、ぜひ活用してみましょう。