アメリカン・ エキスプレス・ビジネス・カードの使用を、検討している方もいるでしょう。申請方法を知るだけでなく、実際に利用している人の評判などから、自分に適したカードかどうかを入会前に考えることが重要です。

この記事ではアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードに興味がある人のために、口コミを交えてメリット・デメリットを紹介していきます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードとは?

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード,評判
(画像=PIXTA)

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、法人向けの一種です。支払いの履歴が経理の帳簿と連動できることが大きな特徴であり、支払いでポイントがたまるので、便利でお得に利用できます。詳しいスペックを以下の表に示します。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード



年会費(税込) 1万3200円
ポイント還元率 0.5%
ポイント メンバーシップ・リワード・ポイント
交換先のマイル ANA・JAL・スカイマイル
追加カード ETCカード、家族カード
保険 国内・海外旅行、ショッピング保険
電子マネー
スマホ決済 Apple Pay

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの評判をチェック

以下で、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの評判を確認していきます。

よい評判

● 「プライオリティパスのプレステージ会員が無料登録できるので、海外出張の際にグレードの高いラウンジを利用することができ、快適な旅をすることができます。」

● 「アメックスのカードは人に見せるときには結構有用なカードだと思います。ある程度の信用度があるので、出先で使うときや仕入する時に使っています。」

口コミでは上記のように、プライオリティパスのような旅行時の特別なサービスが使えることへの評価が見られました。ステータスの高さを気に入るユーザーもいるようです。

このようにアメリカン・エキスプレスは、持っているだけで信用が高まる点もメリットでしょう。有意義なサービスも揃っているので、旅先を中心に優雅な時間を楽しめます。アメリカン・エキスプレス系統であるため、旅行やビジネス面での活躍が期待できます。

悪い評判

一方で、悪い評判としては以下のようなものがあります。

● 「大阪出張によく行くのですが、東京や関東圏に比べて、大阪でのアメックス決済のできる店が極端に少なく感じます」

● 「ポイント還元率は決して良いほうではありません。マイルに移行する以外は、あまりメリットを感じません」

加盟店の少なさを指摘する声がいくつか見られました。ポイントの還元率に不満を感じるユーザーもいるようです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのメリット

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードには、仕事での信用が高くなることや、旅先での使いやすさのようなさまざまなメリットがあります。以下からは入手によって得られるメリットを解説していきます。

アメックスのステータス性

アメックスならではのステータス性が、なによりのメリットでしょう。法人カードなので経営者向けであり、もっているだけで自身や会社の信頼性をアピールができます。この記事で紹介しているのはビジネスグリーンですが、上級であるゴールドやプラチナならより強くアピールできるでしょう。

家族カードのように従業員向けにカードを発行することも可能です。追加のカードは年会費が税込6600円と安いですが、利用できるサービスは本会員とほぼ同様です。会社のメンバーも経費として使う費用を整理しやすく、取引先にも信頼感を与えられるでしょう。

経理業務と連動できるサービスが充実

経営者や個人事業主にとって、経費精算時にレシートや請求書などの紙を処理したり、データを打ち込んだりする作業は面倒なものです。しかしアメックスのビジネス・カードなら、経費精算処理をスムーズに進められるでしょう。

社員全員が経費をこのカードで支払うことで、支払いの詳細がデータに残り経理ソフトにも連動でき、会社の口座から全員分を一括で引き落とせるからです。銀行利用による手数料も最小限に抑えられるので、さまざまな面で効率的といえるでしょう。

限度額設定が柔軟

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードでは、設定可能な限度額に制限がないため柔軟に限度額を決められます。会員なら追加カードをもらうたびに、それぞれの限度額を別々にすることができます。

法人カードは仕事の経費を払う機会が多いので、どうしても出費がかさみます。限度額があるとカード決済に限界がみえますが、その制限がなければ仕事内容に合わせた使い方が可能となります。限度額がない分、無茶な使い方をしないように計画性が大切ですが、持ち主の裁量が大きいのはメリットといえるでしょう。

JCBの提携している店で使える

アメックスはJCBと提携関係にあるので、JCBによる提携を受けているお店で使えるのも良い点です。

しかしJCBカード加盟を示しているお店では、アメックスのロゴがないこともあるでしょう。こうしたお店でも使用は可能になっているはずですが、念のため公式サイトや電話で利用可能か確かめておくといいかもしれません。

旅行保険が利用付帯で1億円万円まで補償

旅行保険の充実も魅力です。2021年6月現在は、国内・海外ともに持っているだけで保険の対象になる自動付帯で、最高補償額は5000万円、カードで旅行費用を支払っている場合は1億円になっています。これが11月1日から利用付帯のみになりますが、補償は1億円までついてきます。これは1万円台の年会費カードの付帯保険の中では間違いなくトップクラスの補償額です。

メンバーシップトラベルサービスで旅行をサポート

アメックスのビジネス・カードでは、メンバーシップトラベルサービスも注目ポイントです。出張などで飛行機を利用する際に、国内28か所とホノルルの空港ラウンジを利用できるなど、旅先での満足度を上げるサービスが整っています。

ラウンジは搭乗券とカードをみせれば、同伴者1名まで無料で利用可能です。該当の空港を以下の表に示します。


地域 対象空港
北海道・東北 新千歳、函館、青森、秋田、仙台国際
関東 羽田第1~3、成田国際空港第1~2
中部・北陸 新潟、富山、中部国際、小松
近畿 伊丹、関西国際、神戸
中国・四国 岡山、広島、米子、山口宇部、高松、松山、徳島
九州・沖縄 北九州、福岡、長崎、大分、熊本、鹿児島、那覇
海外 ハワイ ダニエル・K・イノウエ

他にもスーツケース無料配送サービスとして、自宅から空港の間で1個まで運んでもらえます。さらに「アメリカン・エキスプレスJALオンライン」での予約・発券で優待運賃を受けられるなど、カード独自のサービスが充実しています。

OFFICE PASS(オフィスパス)でリモートワークもサポート

OFFICE PASSは、アメックス指定のシェアオフィスやコワーキングスペースが使えるサービスです。対象は全国230か所にも及びます。

出張先や移動中に仕事を進めたいときも、事前予約なしで使えるのがメリットです。月額1万5258円ですが、ビジネス・カード会員なら最大1割引という特典も見逃せません。

ビジネス情報サービスが無料で利用できる

ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」を、年会費無料で使えるのもメリットです。こちらは企業情報をまとめたネットサービスで、帝国データバンクや東京商工リサーチのような、大手調査会社の提供によるものです。

旅行の空き時間に仕事相手の情報を調べたり、今後の社会情勢を予測したりする上でもジー・サーチが 無料なのは有意義でしょう。

社員の福利厚生もカバーするクラブオフ

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードには、福利厚生プログラム「クラブオフ」も展開しています。こちらは特別優待料金で指定の施設を使えるサービスで、対象は国内外20万か所もあります。

クラブオフは会員本人だけでなく、追加カードの持ち主も使えるのが特徴です。経営者だけでなく従業員も楽しみを見出せるのは大きいでしょう。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのデメリット

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードには、注意すべきデメリットもあります。マイルやポイント還元率に難があるという指摘が散見されるので、ポイントを貯める目的にあまり重きを置かない方が良さそうです。

マイルをためるのには不利

マイルはためづらい傾向にあります。JALだと3ポイントで1マイル、ANAだと2ポイントで1マイルの交換になり、ポイント還元率は半分以下になるからです。

「メンバーシップ・リワード・プラス(以下、メンバーシップリワード)に入れば、ANAなら1ポイント1マイルへの交換が可能になりますが、年会費がカードとは別に3300円かかります。できるだけお得にマイルに交換したいと考えている人は、やや不満が残るかもしれません。

ポイント還元率が低い

アメックスのビジネス・カードは、ポイント還元率の低さも気になります。200円分使わないと1ポイントがた まらず、1ポイントが1円のように使えるわけでもありません。効率よく積み重ねられないことを不満に思う人もいるでしょう。

メンバーシップリワードへの加入により100円で1ポイントがつくようになりますが、前述のように有料です。 またポイントを使う際も、キャッシュバックや各種ギフトカード、マイル交換に至るまで、0.33〜0.5%の還元率にしかならないので、ポイントを効率よく貯めたいなら、やはりメンバーシップリワード加入も頭に入れておいた方が良いでしょう。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの作り方

アメックスのビジネス・カードの作り方は、まず公式サイトの紹介ページにある「お申し込みはこちら」というボタンを押します。

会社の名前や電話番号・申請者の氏名・メールアドレス、生年月日といった個人情報を入力した後 本人確認に移り、収入や会社の情報などにも答えていきます。ひととおり入力が終われば審査に入り、通過ならカードをもらえます。

キャンペーンや入会特典は?

アメックスのビジネス・カードでは、ビジネス情報の「ジー・サーチ」を無料で使えたり、福利厚生プログラム「クラブオフ」を利用できたりするので、会社の福利厚生としてもカードが活用できるでしょう。

しかし入会しただけでもらえる特典や、ポイントを特別に上げてもらえるサービスなどは2021年6月時点ではとくに見られません。特典内容は今後変わることがあるので、定期的に情報を確かめるとよいでしょう。

まとめ

アメックスのビジネス・カードは、経理の効率化に役立ちます。他にも日本国内を中心に空港ラウンジを無料で使えたり、経営者や従業員を対象にした福利厚生が整っていたりなど、法人カードならではのメリットが満載です。

ポイントやマイルをためづらいデメリットはありますが、メンバーシップ・リワードへの加入で解決できます。アメックスのビジネス・カードは、ビジネスや出張などで役に立つサービスが豊富な点が見逃せないでしょう。