ARUHIの住宅ローンをご存知でしょうか?ARUHIは他のネット銀行と異なり、住宅ローン専門の金融機関なので、まだ聞いたことがない方もいるはずです。

しかしARUHIの住宅ローンには様々なメリットがあるので、知っておいて損はありません。そこで、この記事ではARUHI住宅ローンの特徴を解説します。

住宅ローンの借入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ARUHIの住宅ローンとは

ARUHI,住宅ローン,特徴
(画像=PIXTA)

ARUHIは、日本初のモーゲージバンクです。一般的に、メガバンクや地銀・信金・ネット銀行では、預金を資金源として住宅ローンを貸し付けますが、モーゲージバンクは住宅ローンを証券化して貸し付ける専門の会社で、従来のフラット35より低金利で貸し出しできるという特徴があります。

ARUHIの住宅ローンは、店舗でもインターネットでも手続き可能です。取扱商品は大きく分けると4種類で、「ARUHIフラット35」、自己資金を投入してさらに低金利にできる「ARUHI スーパーフラット」、当初固定金利で後に変動金利になる「ARUHI変動S」、「銀行の住宅ローン(auじぶん銀行とソニー銀行商品を取り扱い)」があります。ここでは全期間固定金利が魅力の「ARUHIフラット35」に焦点をあて、さらに細かな分類や特徴を以下の表にまとめました(金利は2021年2月時点、期間21〜35年、借入9割以下、団信加入前提)。

商品名 金利 補足 借り換え
1.ARUHI フラット35 金利引き下げ期間
年1.070%
金利引き下げ期間終了後
年1.320%
 -  ◯
2.ARUHI フラット35S 金利引き下げ期間
年0.820%
金利引き下げ期間終了後
年1.320%
住宅金融支援機構が定める基準を満たす住宅に適用

金利-0.25%
 ×
3.ARUHI フラット35リノベ 金利引き下げ期間
年0.820%
金利引き下げ期間終了後
年1.320%
リノベーションを行う場合やリノベーション済中古住宅を取得する場合

金利-0.5%
 ×
4.ARUHI フラット35
子育て支援型・地域活性化型
金利引き下げ期間
年1.070%
金利引き下げ期間終了後
年1.320%
居住する地方公共団体と住宅金融支援機構の協定の締結が前提

金利-0.25%
 ×
5.ARUHI フラット35S
子育て支援型・地域活性化型+優良住宅
当初5年間
年0.820%
6年目以降
年1.320%
金利Bプラン
2と4の併用

金利-0.5%
 ×
6.ARUHI フラット35
子育て支援型・地域活性化型+リノベ
当初5年間
年0.820%
6年目以降
年1.320%
3と4の併用

金利-0.5%
 ×
7.ARUHI フラット35
地域活性化型(地方移住支援)
金利引き下げ期間
年1.020%
金利引き下げ期間終了後
年1.320%
移住先の地方公共団体での移住支援金取り組みが前提

金利-0.3%
 ×
8.ARUHI フラット35S
地域活性化型(地方移住支援)+優良住宅
当初10年間
年0.770%
11年目以降
年1.320%
金利Aプラン
2と7の併用

金利-0.55%
 ×
9.ARUHI フラット35
地域活性化型(地方移住支援)+リノベ
金利引き下げ期間
年0.820%
金利引き下げ期間終了後
年1.320%
3と7の併用

金利-0.5%
 ×

なお、ここまで何度か登場している「フラット35」とは、住宅金融支援機構が全国300以上の金融機関と提携して提供する「全期間固定金利型住宅ローン」のことです。2020年3月時点でARUHIは「フラット35」の実行件数が10年連続一位となっています。

ARUHIの住宅ローンにはどんな特徴がある?

ここから、住宅ローン選びの参考にしてもらうためARUHIが取り扱う住宅ローンの4 つの特徴を紹介します。

ARUHIスーパーフラットは固定金利でリスクが低い上に低金利

住宅ローンは変動金利、もしくは固定金利特約の商品が多いため、将来の金利変動リスクを不安に感じる方も多いはずです。その点、ARUHIの「ARUHIフラット35」と「ARUHIスーパーフラット」は全期間固定金利なので、毎月支払額があらかじめ決まっており、安心して将来設計を立てられます。

固定金利だと、どうしても金利が高く設定されてしまいがちです。しかし自己資金がある人がさらに低金利で利用できる「ARUHIスーパーフラット」の優良住宅向け、自己資金5割が対象の「ARUHIスーパーフラット5S」は、金利引き下げ期間内で年0.87%、その後も固定金利で年1.12%(2021年3月調べ)なので、全期間固定金利としては比較的低金利といえます。

ちなみに「ARUHIスーパーフラット」は、「ARUHIフラット35」と異なり、購入額に対して一定の手持ち金が必要です。購入額と借入額の比率に応じて「ARUHIスーパーフラット5」「〜6」「〜6.5」「〜7」「〜7.5」「〜8」「〜8.5」「〜9」と異なる商品になり、手持ち資金が多いほど金利がお得になってきます。

10%の自己資金がなければスーパーフラットが利用できない

先ほど紹介したように、「ARUHIスーパーフラット」は手持ち金がカギ となります。最も手持ち金が少なくて済む「ARUHIスーパーフラット9」でも、建設費または購入価額に対して10%の自己資金が必要な点がデメリットです。

なお、以前フラット35では全て借入で賄う「10割融資」を受けることはできませんでしたが、現在は可能になりました。しかし自己資金が10%以下の場合審査が厳しくなったり、金利が高く設定されたりするので充分に考慮しておかなければなりません。

職歴が浅くても審査を通過できる可能性がある

ARUHIの住宅ローンでは、要件に職業が含まれていません。銀行によっては個人事業主や経営者が住宅ローンの対象外の場合もあるので、他で審査が通らなかった方でも審査を通過できる可能性があります。

Webで申し込めば、事務手数料が半額になる

ARUHIでは、Webでも店舗でも住宅ローンを申し込むことができますが、WEBを通じたARUHIダイレクトを利用すれば通常事務手数料が融資金額×2.0%のところ、融資金額×1.0%で契約できます。この水準は、業界他社と比べてもお得な水準です。なお、ARUHIスーパーフラットにはこの割引は適用されませんのでご注意ください。

ARUHIの住宅ローンで借り入れた場合のシミュレーション

ここから、ARUHIで住宅ローンを借り入れた場合の毎月返済額をシミュレーションします。今回算出したのは、2021年2月の金利1.32%で、ARUHIフラット35(融資9割以下)とARUHIスーパーフラット5で、団信加入(新機構団信、一般団信)あり、返済期間35年のケースです。

借入金額 ARUHIフラット35(9割以下)
毎月返済額
ARUHIスーパーフラット5
毎月返済額
3000万円 8万9233円  8万5949円
4000万円 11万8977円  11万4599円
5000万円 14万8721円  14万3249円

また、年収に応じた各商品の借入可能額は以下の通りです。

年収 ARUHIフラット35(9割以下) ARUHIスーパーフラット5
300万円 2521万円  2604万円
400万円 3922万円  4052万円
500万円 4902万円  5065万円
600万円 5883万円  6078万円
700万円 6864万円  7091万円
800万円 7844万円  8000万円
900万円 8000万円  8000万円

ARUHIの住宅ローンの評判は?

ARUHIの住宅ローンについて、固定金利の割に低金利であるという口コミが広がっています。2021年2月の数字ですが、住宅金融支援機構では、返済期間21年〜35年のフラット35の金利の範囲を年1.32%~年2.17%に設定していますが、「ARUHIフラット35」の金利は年1.32%で、諸条件を満たすとさらに金利が低い商品も利用可能です。このことからも、ARUHIが取り扱うフラット35は業界内でも最低水準であるといえるでしょう 。

その他に評判なのが、オンラインかつスピーディーという点です。ARUHI住宅ローンでは、事前審査から最短1営業日、本審査から最短3営業日という早さで回答するとしています。

気になる点として挙げられるのが、住宅の性能が一定の技術基準を満たしている必要がある点です。ARUHIに限らず、どこの金融機関が取り扱う場合でもフラット35には床面積、断熱構造、耐久性能などに条件が設定されています。

ARUHIの住宅ローンはどんな方におすすめ?

ARUHIの住宅ローンの主力は全期間固定金利が魅力のフラット35なので、金利変動のリスクをなくしたいという方におすすめです。一方、とにかく金利を低くしたいという方には、変動金利の別商品を検討した方が良いでしょう。

ARUHIの住宅ローンはそのスピーディーさも魅力です。そのため、自分が見つけた人気物件を逃したくないという方にも適しています。

なお、団信保険料が最も低い機構団信に加入する場合、死亡保証と身体障害保障のみです。3大疾病付機構団信に加入する際には、団信加入の金利にさらに+0.24%上乗せされるので、保障を厚くしたい方には向かないかもしれません。

ARUHIの住宅ローンを申し込む流れ

ARUHIでは、ARUHIフラット35新規借り入れ字の時の契約を、Webで行う「ARUHIダイレクト」を利用すれば、手数料が融資金額×1%しかかかりません。この水準は、業界他社と比べてもお得な水準ですので、契約の際はできるだけWebを利用しましょう。

ARUHIフラット35をARUHIダイレクトで申し込む際は、以下のように進みます。

1.ARUHI ID登録・ログイン
2.事前審査申し込み
3.本申し込み
4.契約手続き
5.融資実行

まず、1は5分程度で済む簡単な作業です。続いて2では1で作成したIDを使い、マイページの「Web事前審査申込」から必要事項を入力してください。

1〜2営業日以内に審査結果がメールか電話で通知され、承認であれば申し込み書類が自宅に届きます。届いた書類に記入捺印した上で、必要書類と一緒に返送するのが3の段階です。

その後1〜2週間の本審査を経て結果の連絡が届きます。承認が出れば契約書類一式が届くので、署名捺印の上返送してください。

5の融資実行前後にARUHI指定の司法書士と打ち合わせし、抵当権設定手続きを進めます。

ARUHIの住宅ローンで我が家を建てよう

モーゲージバンクに該当するARUHIの住宅ローンは、全期間固定金利にも関わらず低金利で利用できるのが特徴です。ただし自己資金の投入金額によっては審査が厳しくなったり、金利が上昇したりするデメリットがあります。

全期間固定金利で将来の返済計画をしっかりと立てておきたいという方は、スピーディーな対応も魅力のARUHI住宅ローンを検討してみてはいかがでしょうか。