今住宅ローンの借り入れや借り換えを検討している方、住信SBIネット銀行は選択肢に入れていますか?今までネット銀行に馴染みがないからといって敬遠していると、損をするかもしれません。

この記事では、住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りることにどのようなメリットやデメリットがあるかを知ってもらうため、今回住信SBIネット銀行の住宅ローンの特徴を紹介します。今までネット銀行というものに関心がなかった方もぜひ参考にしてください。

住信SBIネット銀行の住宅ローンとは

住信SBIネット銀行,住宅ローン,特徴
(画像=PIXTA)

三井住友信託銀行とSBIホールディングスが出資したインターネット専業銀行、住信SBIネット銀行が提供する住宅ローンには、「ネット専用 住宅ローン」「ミスター住宅ローンREAL」「フラット35」の3商品があります。各商品の概要をまとめた表が以下の通りです。

*2021/3 /1時点 ネット専用 住宅ローン スター住宅ローン REAL フラット35(保証型)
申込手段  WEB  対面  WEB/対面
新規借入主な金利  0.44%
変動金利
新規借入通期引下げプラン
 0.41%
変動金利
新規借入通期引下げプラン
 0.96%
フラット35S適用
借入割合80%以下
借換え主な金利  0.41%
変動金利
借換え通期引下げプラン
 0.41%
変動金利
借換え通期引下げプラン
 1.21%

「ネット専用住宅ローン」はWEB完結する商品で、「ミスター住宅ローンREAL」は対面での手続きです。「フラット35」は住宅金融支援機構のフラット35を住信SBIネット銀行で取り扱いしている商品で、保障を充実させた「フラット35(保証型)」と初期費用を抑えた「フラット35(買取型)」にさらに分類することができます。

今回主に紹介するのは、「ネット専用 住宅ローン」です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンにはどんな特徴がある?

実際に住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りるか検討するために、メリットデメリットなどの特徴を紹介していきます。

審査はネットで完結!窓口不要

ネット銀行の住信SBIネット銀行は、仮審査の申し込み手続きはもちろんのこと、契約手続きも窓口まで行かずにネットで完結するのが魅力です。契約書類への記入捺印が不要なので、印紙代も削減することができます。

「担当者との面談機会がないと手続きの流れがよくわからず不安」という方も、住信SBIネット銀行の「住宅ローン手続きサポート」というスマホアプリで、随時質問や状況把握ができ安心です。

個人信用情報に厳しく本審査でも落とされることがある

一方、住信SBIネット銀行は個人信用情報に厳しいといわれております。住宅ローン審査では、一部上場企業や公務員が審査に通りやすい金融機関も多いですが、住信SBIネット銀行の場合、このような方々でも過去の他借入での延滞歴があれば審査が通らないこともあるため注意が必要です。

また、一般的な住宅ローンの正式審査(本審査)では、事前審査段階と申告事項に変わりがなければそのまま承認になるケースが多いです。しかし住信SBIネット銀行の場合、本審査段階で否認になってしまったという口コミもありますので、最後まで気を抜けない点がデメリットです。

審査から借入れまでの期間が長い

他に住信SBIネット銀行のデメリットとして挙げられるのが、審査から実際にローンを借入れるまでの期間の長さです。ネット専用住宅ローンの申し込み画面では、「通常、仮審査申込日から1ヵ月半程度でお借入れいただけます」という文言が記載されています。

他金融機関には、最短10日間〜2週間程度と記載されているところもあるため、1ヶ月という期間はやや長いといえるでしょう。もちろん短期間での手続きをウリにしながらも、実際は長くかかってしまう金融機関もあるので、一概に表示だけでは判断できません。しかし住信SBIネット銀行はある程度日数がかかってしまうということをあらかじめ覚悟しておいた方が良さそうです。

住信SBIネット銀行の住宅ローンで借り入れた場合のシミュレーション

では実際住信SBIネット銀行で住宅ローンを借り入れた場合はどのようになるのでしょうか。今回は変動金利・新規借入(年0.44%)、返済期間35年で3000万円、4000万円、5000万円借入した場合をシミュレーションしてみました。

借入金額 毎月返済額 年間返済額 諸費用
3000万円  7万7082円  92万4984円  88万5000円
4000万円  10万2777円  1,23万3324円  1,14万5000円
5000万円  12万8471円  1,54万1652円  1,40万5000円

表にある諸費用には、抵当権設定に関する費用のほか、住信SBIネット銀行への事務取扱手数料が含まれます。手数料は融資金額の2.2%かかりますが、ネット銀行の中では平均的な金額です。

また住宅ローンの保証会社に対して保証料を支払わなければいけないケースも多いですが、住信SBIネット銀行は保証会社を利用していないので別途保証料は発生しません。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの評判は?

では、住信SBIネット銀行にはどのような口コミが広がっているのでしょうか。よく聞かれる評判は利便性や金利面についてです。

利便性については、「スマホで簡単に返済できて便利」といった声があります。また金利面についても「金利が他より安かったから選んだ」などの高評価が多いです。

ここまで団体信用生命保険(団信)について説明してきませんでしたが、住信SBIネット銀行の団信を評価する声も聞かれます。金融機関によっては団信保険料として金利が上乗せになるケースもありますが、住信SBIネット銀行では「金利上乗せなし」です。

さらに保障対象はガン(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎といった8疾病だけでなく、それ以外の病気やケガも含まれます。無料でお得かつ保障範囲の広さから、SBIネット銀行の団信に魅力を感じる人々が多いのではないでしょうか。

ただし、住宅ローン残高相当額が支払われるためには、就業不能状態が12ヶ月以上続くことが条件である点に注意が必要です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンはどんな方におすすめ?

ここまでの説明を踏まえ住信SBIネット銀行をおすすめしたいのは、低金利の住宅ローンを探している人です。また、ネットで全ての手続きを完結させることができるので、平日時間を空けて銀行に出向くのが難しい人にもおすすめします。

ネットの便利さが魅力の一方で、問い合わせ先がコールセンターかメールに限られるのが気になる点です。ネットのみでの住宅ローン手続きにやや不安が残る方は、別の金融機関の住宅ローンや、住信SBIネット銀行の対面式商品「ミスター住宅ローンREAL」をおすすめします。

住信SBIネット銀行は、借り換えの金利も低金利なのが魅力です。現在組んでいる住宅ローンの支払い負担を重く感じている方や、今の団信の保障内容をもっと厚くしたいと考えている方にも借り換えのメリットがあります。

さらに女性限定で「ガン診断給付金特約」を無料付帯することができ、医師によりガンが診断確定された場合に診断給付金として30万円が支払われるため、女性にメリットの大きい住宅ローンともいえるでしょう。

住信SBIネット銀行の住宅ローンを申し込む流れ

住信SBIネット銀行で住宅ローンを申し込む場合、以下のような流れで進みます。

1.仮審査
2.正式審査
3.契約
4.借入

住信SBIネット銀行の口座をまだ持っていない方は、1の段階で併せて口座開設が必要です。仮審査は必要項目を入力していくだけなので、15分程度で完了します。

申し込み後、3営業日以内に審査結果がメールで届きます。その後、団信の申し込み手続きが必要です。

仮審査結果が承認の場合、審査結果後2営業日後に正式申込書類が発送されます。2の正式審査時には、送られてきた書類に記入捺印した上で必要書類を同封して返送しなければなりません。この点はWEBでアップロードで手続きできる他の一部ネット銀行とは異なる点です。

申し込み後2営業日以内に正式審査結果がメールに届き、承認であれば2営業日後に「借入手続きのご案内」が速達郵便で発送されます。3の契約手続きはWEBサイトまたは書面で可能です。

契約後、住信SBIネット銀行から指定の司法書士についての連絡があるので、司法書士と面談し、登記について打ち合わせします。後は4の借入当日に資金が入金となり手続きが完了です。

ここまでネットで完結できる「ネット専用 住宅ローン」について解説してきました。しかし、冒頭でも紹介した通り、住信SBIネット銀行の住宅ローンには対面で手続きする「ミスター住宅ローンREAL」という商品もあります。

住宅ローン申し込みの段取りはいずれも大きくは変わりませんが、2021年3月現在「ミスター住宅ローンREAL」の手続きができる場所は関東・関西エリアにある住信SBIネット銀行のローンプラザやSBIマネープラザ、ゼクシィ保険ショップ、提携中の一部地方銀行にしかありません。自分が住んでいる場所では対面手続きができない可能性があるため、ご注意ください。

住信SBIネット銀行の住宅ローンでマイホームを建てよう

住信SBIネット銀行のメリットとして、ネットで手続きができるので仕事を休む必要がない点、低金利な上に団信保険料や保証料が発生しないなど、負担が少ない点が挙げられます。その一方で、審査から借入までの期間が長い点や、本審査からでも否決になるケースがある点はデメリットです。

マイホーム購入を検討している方や住宅ローンの借り換えを検討している方は、住信SB ネット銀行住宅ローンの特徴を踏まえ、自分にあっていると感じたら仮審査の手続きを進めてみてはいかがでしょうか。