念願のマイホーム購入に向け住宅ローンを検討中の方は、借入先としてCMなどでお馴染みの三菱UFJ銀行を思い浮かべたかもしれません。国内三大メガバンクのひとつである三菱UFJ銀行は、国内預金量・融資量が最大級なので、すでに取引のある方も多いでしょう。

しかし取引があるという理由だけで、その銀行の住宅ローンの特徴を理解せずに安易に住宅ローンを決めるのは考えものです。そこでこの記事では、三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴を解説します。

すでに三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方もまだお持ちでない方も、ぜひ住宅ローン選びの参考にしてください。

三菱UFJ銀行の住宅ローンとは

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(画像=PIXTA)

三菱UFJ銀行は2007年3月から2021年2月現在まで民間金融機関住宅ローン取扱残高No.1です。その三菱UFJ銀行が扱う住宅ローンには、ネット専用住宅ローン、プレミアム住宅ローン、ずーっとうれしい金利コース、ずーっと固定金利コースの4種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

三菱UFJ銀行住宅ローン比較 受付方法 金利 メリット
ネット専用住宅ローン  インターネット  変動、固定特約  低金利、来店不要
 プレミアム住宅ローン  店頭  固定特約  低金利と固定金利の安心さを両方兼ね備えている
ずーっとうれしい金利コース  店頭  固定特約  完済までずっと同じ金利優遇
ずーっと固定金利コース  店頭  全期間固定  金利が将来も変わらず安心

各商品は金利が大きな違いになるので、それぞれ詳しくみていきましょう(金利は2021年3 月時点)。

ネット専用住宅ローン

変動、固定3年、固定10年の3種類の金利プランから選ぶことができます。変動タイプは初回から店頭表示金利を基準に毎月変動し、現在は0.475%です。

一方、固定3年、固定10年のタイプであれば定められた期間は金利が変わりません。現時点の場合、それぞれ3年間ずっと0.34%、10年間ずっと0.64%ということになります。

なお、固定タイプを選択した場合、固定期間終了後は変動金利に移行され、それぞれの優遇幅は▲1.75%、▲1.5%です。

プレミアム住宅ローン

固定3年・固定10年・固定20年の3パターンがあります。現時点では、期間内の金利が0.44%、0.74%、1.14%に設定されており、当初特約期間終了後の優遇幅は、基準金利より固定3年が▲1.95%、固定10年と固定20年は▲1.70%です。

ずーっとうれしい金利コース

金利プランが細かく分かれているのが特徴で、変動(毎月型)・変動(年2回型)、固定1年、固定2年、固定3年、固定5年、固定7年、固定10年、固定15年、固定20年の10種類あります。金利は例えば固定7年であれば期間内1.40%~1.55%、固定15年であれば2.5%~ 2.65%です。

ずーっと固定金利コース

完済するまで固定金利なので、固定期間終了後の心配をする必要がありません。固定21~25年、固定26~30年、固定31~35年の3パターンに分類され、それぞれ1.44%、1.65%、1.76%です。

なお、三菱UFJ銀行の住宅ローンには、最低限以下の利用条件があります。

1.年齢が借入時に20歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日まで
2.保証会社を利用する場合、保証会社(三菱UFJ住宅ローン保証㈱)の保証を受けられる
3.団体信用生命保険への加入が認められる(保険料は三菱UFJ銀行が負担)
4.日本国籍または永住許可等を受けている外国人

三菱UFJ銀行の住宅ローンにはどんな特徴がある?

次に、三菱UFJ銀行の住宅ローンにはどのような特徴があるのかさらに詳しくみていきましょう。

審査が厳しい

他のメガバンクと同様、三菱東京UFJ銀行の住宅ローンでは、個人信用情報が厳しいとされています。個人信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。

過去にマイカーローンやクレジットカードなどで延滞がある方は、三菱UFJ銀行の住宅ローンを借り入れることができない可能性が高いことをあらかじめ理解しておきましょう。

配偶者が非正規雇用の場合は収入に合算できない

三菱UFJ銀行の住宅ローンでは、借入金額に対して年収基準が満たない場合であっても、配偶者を連帯保証人にすることで配偶者の年収を主債務者の年収の最大半分まで合算することができます。しかし、配偶者がパートやアルバイトのように非正規雇用であれば合算できないので注意が必要です。

一部繰り上げ返済の手数料はかからない

ここまで紹介したのは主に審査に関わることでしたが、三菱UFJ銀行ならではのメリットもあります。そのひとつが一部繰上返済手数料です。

想定していたより賞与が出た場合、住宅ローンの負担を減らすために一部返済に当てようと思うことがあるかもしれません。本来一部繰り上げ返済時には事務手数料が発生しますが、ネット手続きであれば不要です。

三菱UFJ銀行の住宅ローンで借り入れた場合のシミュレーション

では実際に三菱銀行の住宅ローンで借入した場合、毎月の返済額はどれ位 になるのでしょうか。ここではボーナス返済を考慮せず、借入期間を最大の35年、金利は「ネット専用住宅ローン」の現在の変動金利(0.475%)で算出しました。

以下が年収300万円〜900万円の借入可能目安額とその額を満額借りた場合の月々返済額、総返済額、諸費用額です。

 年収  借入可能額(目安)  月々の返済額
(可能額満額借入時)
 総返済額
(可能額満額借入時)
 諸費用概算
(可能額満額借入時)
300万円 2560万円 6万6171円  2857万7420円  78万5600円
400万円 3410万円 8万8142円  3802万6240円  100万6600円
500万円 4260万円 11万113円 4747万5060円  122万7600円
600万円 5120万円 13万2343円  5707万5260円  149万1200円
700万円 5970万円 15万4314円  6652万4080円  171万2200円
800万円 6820万円 17万6285円  7597万29009円  193万3200円
900万円 7860万円 17万6285円  8553万2680円  2156万6800円

なお、表からもわかるように三菱UFJ銀行の住宅ローンを借りる際には、住宅の費用以外に銀行への事務取扱手数料や保証会社への保証料、登記設定時の費用や司法書士報酬といった諸費用が発生します。

三菱UFJ銀行の住宅ローンの評判は?

三菱UFJ銀行の住宅ローンを実際に利用した方からは、担当者が親身に相談に乗ってくれたという声や、信頼できるという声があがっています。やはりメガバンクならではの安心感があるのではないでしょうか。

その一方で、来店の面倒さを感じていた方も多いようです。しかし三菱UFJ銀行のネット専用住宅ローンなら金利も安く、全てネットで手続きすることが可能。銀行への来店を避けたい方はあらかじめこちらの商品を選ぶことも選択肢に入れておいてください。

三菱UFJ銀行の住宅ローンはどんな方におすすめ?

三菱UFJ銀行の住宅ローンは、メガバンクだからこその安心感があります。今後長く付き合っていく銀行だからこそ、信頼できる銀行を選びたいと考えている方におすすめです。また、三菱UFJ銀行口座を使用する機会が多いなら、住宅ローンを借りることでATM利用手数料が日本全国何度でも無料になるという嬉しい特典もあります。

また、出産予定の女性にもおすすめしたいです。住宅ローン借入後、出産前から出産後6ヵ月以内に銀行に申し出ると、以降1年間、適用金利よりさらに年0.2%の優遇を受けることができます。

三菱UFJ銀行の住宅ローンを申し込む流れ

三菱UFJ銀行の住宅ローン申し込みの流れをまとめると以下の通りです。

1.かんたん事前審査
2.審査結果通知
3.申し込み手続き
4.審査
5.契約・借り入れ

まずインターネットで「住宅ローンのかんたん事前審査」を申し込んでみましょう。その後、メールで審査結果の回答が届きます。

事前審査で承認がおりれば簡易書留でIDとパスワードが届くので、マイページにアクセスして正式申し込み時の書類をアップしてください。不備がなければ、契約もオンライン上で締結し、処理が完了です。

なお、抵当権設定手続きのために三菱UFJ銀行指定の司法書士と面談するタイミングだけ、対面になります。

三菱UFJ銀行の住宅ローンを活用しよう

三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴として、メガバンクならではの審査の厳しさが挙げられます。その反面、安心感や信頼感が高いという点は三菱UFJ銀行を選ぶメリットといえるでしょう。

三菱UFJ銀行では、現在対面だけでなくネットでの手続きも可能なので、三菱UFJ銀行との取引が深い方や信頼感を重視したい方は、一度事前審査を申し込んでみてはいかがでしょうか。