米国株(アメリカ株)が大きく値上がりし、活況を呈しています。せっかくのチャンスですから、「米国株(アメリカ株)の買い方を知りたい」ですよね。

じつは、日本にいながらでも、米国株(アメリカ株)を手軽に購入することは十分に可能です。

この記事では、米国株(アメリカ株)の買い方について解説するとともに注意事項や米国株(アメリカ株)の取引所の特徴について解説します。

世界最大の取引所「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」

米国株,買い方
(画像=PIXTA)

ニューヨーク証券取引所(NYSE)は、アメリカ合衆国・ニューヨークのウォール街にある世界最大の証 券取引所です。NASDAQ(Nasdaq Stock Market)とともに世界を代表する証券取引所で米国だけでなく世界的な大企業も数多く上場し世界規模で取引が行われています。そんなニューヨーク証券取引所(NYSE)についてそもそもの成り立ちや特色を順番に見ていきましょう。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の沿革

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の誕生は1792 年のこと。ニューヨーク・ウォール街にあったスズカケノキ協定の下で24人 の仲買人が株式の売買を始めました。現在の取引所の建物が建ったのは1903 年のことです。以来ニューヨーク証券取引所(NYSE)は米国株(アメリカ株)の取引所となりウォール街という街の名前自体がアメリカの株式市場を指す言葉となりました。

21世紀に入ってからニューヨーク証券取引所(NYSE)は企業再編が続きます 。2005年に株式会社となり合併などを繰り返しながら最終的には2013年に運営するインターコンチネンタル取引所(ICE)に買収されて現在の形となっています。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の特色

ニューヨーク証券取引所(NYSE)は、世界中から注目を集め、その動きは世界に大きな影響を与えるほどの存在感があります。ブラックマンデーのような大暴落や急騰といった大きな値動きが発生すれば世界中にその動きが伝播することも少なくありません。ニューヨーク証券取引所(NYSE)では、東京証券取引所のように企業の規模によって市場を指定しないのが特徴です。

また日本のようなストップ高やストップ安といった値幅制限の 仕組みもありません。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の上場企業

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場している米国企業は、世界的に有名な会社も少なくありません。上場企業の中でも有名な企業としては以下の企業があります。

・ゼネラル・エレクトリック
・エリクソン
・ボーイング
・IBM
・ゼネラル・モーターズ
・ファイザー など

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場している日本企業は以下のような有名企業が名を連ねています。

・ソニー株式会社
・ホンダ
・オリックス株式会社
・トヨタ自動車株 式会社
・キヤノン株式会社 など

次世代のスター企業が名を連ねる「NASDAQ」

NASDAQ(ナスダック)は、アメリカの電子株式市場「Nasdaq Stock Market」またはその運営会社を指す言葉です。NASDAQの特徴は、成長が著しい新興企業が多く上場している点。GAFAとも呼ばれる、アップルやマイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなどが上場しています。

アメリカの株価指数として知られる「ダウ 平均(ニューヨークダウ)」とは、ダウ・ジョーンズ社が算出している指数です。ニューヨーク証券取引所またはナスダックに上場している銘柄の中から代表銘柄30銘柄を選定しその平均株価を算出します。

米国株の買い方

米国株(アメリカ株)の購入を検討する際に、「アメリカの証券会社に口座を持たなければならない」と考える必要はありません。なぜなら日本国内の証券会社の中に日本語で問題なく米国株(アメリカ株)を購入できる会社がたくさんあるからです。

米国株(アメリカ株)を買う際は、日本の株式市場とは異なる米国市場独特の特徴についても確認してください。日本では、株の銘柄は証券コードで表現しますが米国株はティッカーで表示します。ティッカーは1~5文字のアルファベットで表現され銘柄検索や株価表示に必要です。米国株(アメリカ株)の売買単位は1株単位で手軽に行うことができます。

一方で値幅制限(ストップ高・ストップ安)という制度がないため、値動きが急変する場合もある点に注意しましょう。銘柄を選ぶ基準はいろいろありますが長期保有して配当金を狙う場合は、高配当で年4回配当を行っている企業を選ぶのも一つの方法です。米国の株式市場の基本を確認したらネット証券を活用した米国株(アメリカ株)の購入方法についても見ていきましょう。

ネット証券を活用する

米国株(アメリカ株)の投資を始めるならネット証券を活用しましょう。ネット証券は、取引手数料や為替手数料などが低く抑えられているため、安心して取引できます。ネット証券会社で米国株(アメリカ株)の投資ができる会社は以下の通りです。

証券会社 米国株
取扱数
手数料 公式サイト
個別銘柄もETFも
取引手数料0円

DMM.com証券
1,122銘柄 無料
米国株取引で
最大30,000円
キャッシュバック
マネックス証券
3,509銘柄 約定代金の
0.45%
口座開設数国内No.1 SBI証券 3,700銘柄 約定代金の
0.45%
買付手数料実質無料 楽天証券 3,544銘柄 約定代金の
0.45%
※2020年10月26日現在
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米国株(アメリカ株)の短期取引で値上がり益を狙う場合などで逆指値注文でストップロスを置きたいのであれば、マネックス証券またはSBI証券がおすすめです。手数料の安さを求める場合は、取引手数料が無料のDMM.com証券を検討しましょう。DMM.com証券は、取引銘柄数が他社に比べて少なめなので売買したい銘柄があるかどうかを事前に確認することが必要です。ツールの使いやすさや楽天ポイントを投資に回したい場合は、楽天証券の利用を検討するのがよいでしょう。

このようにネット証券はいずれも特徴があるので自分に合った口座を選んで開設しましょう。目的によっては、複数の会社を選んで口座を開設し、使い分けるのもおすすめです。「高配当狙いで長期保有するための口座」「値上がり益を狙う短期売買の口座」で分けておくと操作ミスなど心配する必要もありません。

米国株を実際に買ってみよう

米国株を実際に買ってみよう

米国株(アメリカ株)の買い方を決めて証券口座の選びが終われば、実際に米国株(アメリカ株)を購入することになります。米国株(アメリカ株)を買うための3ステップを紹介します。

ステップ1:米国株(アメリカ株)を取引できる証券口座を開設

米国株(アメリカ株)を取引できる証券口座の開設が最初に済ませたいステップです。米国株(アメリカ株)の取引が可能なネット証券会社は、先述した通りですので参考にして選んでみてください。証券口座の開設は、申込書類の郵送またはオンラインでの口座開設手続きが必要です。オンライン口座開設の場合は、各証券会社の公式サイトより申込画面を表示しましょう。

自身の情報を入力した後、本人確認書類を画像データとして送付し場合によっては自身の顔をスマートフォンで撮影するなどして本人確認をオンライン上で済ませます。郵送の場合は、どうしても時間がかかるので1週間程度を見込んでおきましょう。オンラインでの手続きなら早くて翌営業日にはログイン情報がメールなどで送られてくるのでそのまま口座にログインできるようになります。

ログイン後は、さらに日本株や米国株(アメリカ株)の口座開設も必要です。ここまで完了すると次のステップへ進めます。

ステップ2:為替振替もしくは円貨決済

米国株(アメリカ株)を購入するための資金を証券口座に入金します。米国株(アメリカ株)は、原則米ドルを使って購入するため、米ドルが必要です。ただ各証券会社では、口座に円で資金を入金した後、口座内で米ドルに両替できる仕組みがあるため、それを活用します。このとき為替手数料がかかる点は押さえておきましょう。

ステップ3:米国株(アメリカ株)の注文

米国株(アメリカ株)の証券口座に米ドルが準備できている状態になると米国株(アメリカ株)が購入できるようになります。口座画面の検索機能やマーケット情報など情報収集をして「どの銘柄を購入するか」検討してから投資しましょう。ここまでが米国株(アメリカ株)の一般的な購入方法の流れです。

米国株の取引で注意すべき点

米国株の取引で注意すべき点を4つにまとめて解説します。

株主資本利益率(ROE)などで財務体質の確認を

米国株(アメリカ株)だけではありませんが投資前にはできるだけ投資先の財務体質の確認は行いましょう。例えばROE (Return On Equity)は、自己資本利益率のことで経営を効率よく行っているかどうかを確認できる指標です。ただしROEだけでは、借金が多いなどの問題は見抜けません。財務体質が健全かどうかを確認するには、ROEだけでなく自己資本比率や有利子負債比率も必ず確認しましょう。

これらの指標が悪い場合、不景気に耐えられず倒産する可能性があります。

本業の経営能力と相場の状況によるギャップを確認

本業をしっかりと行い利益を上げているかどうかを確認するには、売上高や利益成長率を時系列で確認しましょう。毎年順調にこれらの数値が伸びているなら経営陣の能力は高いと判断できます。ただし本業がいくら良くても、コロナショックのように株式相場全体が暴落して相場が冷え込むことも起こります。

この場合、投資している企業の本業が順調だったとしても株価は落ちてしまいます。本業の経営能力と株価は不一致な状態となり本来の企業価値よりも株価は低迷するという状態に陥る可能性もあるのです。このような銘柄は、本来の価値よりも安い株価で購入できる、またとない機会のため、好機が訪れた場合はぜひ逃さないようにしましょう。

ストップ高やストップ安がない点は要注意

先述したようにアメリカの株式市場は、ストップ高やストップ安という値幅制限はありません。そのため急激な値動きに対して対処できず想定外の損失を被る可能性があります。長期保有するつもりであれば少々のドローダウンは耐える部分かもしれません。しかし値上がり益を狙うような取引をしている場合は、逆指値注文でストップロスを置いておける証券会社を選ぶことも検討しましょう。

為替リスクにも注意を払う

米国株(アメリカ株)は、原則米ドルで購入するため、どうしても為替リスクは伴います。米国株(アメリカ株)を購入したときの為替レートよりも円高ドル安へ動くと米国株(アメリカ株)の評価額は、目減りする点には要注意です。大きくドル安になる危険性がある場合は、いったん現金化することも検討しましょう。

実際に株式投資を始めてみる

米国株(アメリカ株)の投資を始めるなら以下のネット証券会社がおすすめです。

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米国株(アメリカ株)の投資スタイルなどを勘案して自分に合った証券会社を見極めて口座開設の手続きを進めてください。